北海道内には、山間地域などで携帯電話がつながらないため、地元住民の方々にとっては欠かせない生活道路にも関わらず冬季には通行止めとなる区間があります。また、インバウンドが戻りつつある中、レンタカー等を利用する観光客が多い観光道路で、携帯がつながらない区間にも関わらずカーブが多い道が続き、万が一事故が起きた場合など通報が出来ない地帯が存在します。

今から約一年前、冬季通行止めとなる道道61号が通る滝上町、そして富良野市から芦別市にかけての道道135号(札幌に向かう観光道路)における携帯不感地帯(携帯電話がつながらない地域)の解消に向けて、前滝上町長の長屋町長や、地元自治体・観光協会から要請を受けました。

要請を受けこれまで関係省庁や道と協議を重ねて参りましたところ、両道道において携帯電話の基地局が整備されることが決まり、本日正式に発表されました。地元の皆様にも喜んで頂くことが出来、道民の皆さん、道内を訪れる観光客の方々の安心・安全を守る取組をこれからも後押しして参りたいと思います。