北海道東部海域における救助・救急体制強化のため、ヘリコプターが発着できる大型巡視船が、紋別海上保安部に配備されることが決定しました。

これは、昨年4月の知床遊覧船事故を踏まえ、参議院国土交通委員会筆頭理事在任中に紋別の皆様から大型巡視船配備に関する要請を受け、今年2月には「オホーツク海域の安全安心を考える会」主催で海上保安庁次長に紋別でご講演いただきました。

ヘリに給油できる大型巡視船は、小樽、函館、釧路、室蘭、稚内の各海保にはありましたが、これまでオホーツク海側にはなかったそうです。

ヘリポート付の大型巡視船は、波の高い悪天候時でも沖合への出航が可能となる上、ヘリが釧路航空基地に戻らず現場近くで給油などができるため、初動捜索などの充実強化につながります。

地元の皆様の悲願であった大型巡視船の配備を後押しすることが

出来ましたが、これからも北海道全体の安全・安心確保のためにも様々な課題に対応して参ります。