第2回北海道酪農における「金融」「輸出拡大」勉強会に出席しました。

この勉強会は、特に牛乳乳製品の需要低迷と飼料や燃料価格高騰の影響を大きく受け、大変厳しい経営状況に直面している道内酪農家の方々への対応について、資金繰りなど「金融」ならびに牛乳乳製品の「輸出拡大」の2つをテーマに、道、道町村会、関係団体役員の方々と、関係省庁ならびに政府系金融機関幹部を交えての意見交換の場として始めたものです。先月、道内各地域ごとにブロック説明会が開催され、政府系金融機関幹部の方々が直接現場に出向き、資金繰り等の支援策について説明がなされましたが、こういったブロック別の説明会は年に2回は開催するべきであること、また、経産省に対しては、牛乳乳製品の輸出拡大に向けたコンテンツを展開すること、そして、酪農経営においては、セグメント(50頭以下、100頭以下、100頭以上などの飼養規模)ごとに経営負担の規模が違うので、経済支援策はセグメントを考慮すべきであること、最後に、洋上風力の事業者(商社など)に対しては、地域貢献の一環として、牛乳など一次産品の輸出拡大に対して協力を求めていく旨を申し上げたところです。