『G7札幌 気候・エネルギー・環境大臣会合』が札幌で開催されることを契機として、本年2月から回を重ねてきた環境金融の勉強会の第4回目を開催いたしました。

今回は、これまでの議論をとりまとめる最終回として、札幌市から秋元市長、北海道から土屋副知事が出席、金融庁幹部をはじめ関係省庁、政府系金融機関・メガバンク・地元金融機関の役員の方々とともに、【北海道・札幌市】が国際環境金融都市として、日本のグリーントランスフォーメーション(GX)推進を先導し、海外から北海道・札幌市に投資を呼び込むための取組や課題など意見交換いたしました。

(GXとは…化石エネルギー中心の産業構造・社会構造をクリーンエネルギー中心へ転換すること)

最後に、金融庁より「札幌・北海道の金融商取引の強化に向けて」と題し、とりまとめられた報告書を発表いたしました。この報告書を受け、今後、北海道・札幌市や関係機関が中心となって、課題や知見を共有し戦略的に展開していくためのコンソーシアムの設立等、早急に準備が進められていくこととなります。

北海道・札幌市は、環境や一次産業など様々なポテンシャルを有しておりますが、これからは「金融」分野においても強くなることが必要だと考えます。