農林水産業等における気象データの高度利用に向けた意見交換会をリモート形式で開催、出席いたしました。気候変動による異常気象や、台風や大雪など自然災害が多発している現在、気象情報の重要性が改めて認識されています。気象庁を通じ、農業、林業、水産業、除排雪分野に分けてヒアリングを行った結果、市町村より細かい単位で、なおかつ過去データも蓄積して使えるようにしたいとの強いニーズがあり、デジタルアメダス等の気象データを利活用して、各分野ごとに地域を分けて実証実験を行うことにつながりました。この実証実験の結果をもとに、2年後の実用化に向けて、今後は生活者の皆さんや地域の皆さんの目線に立った使い勝手のよい形でのデジタル化を図り、そしてそれをどのように行政が後押ししていくかが肝要となります。気象庁、農水省、総務省等関係省庁間で連携して、今後引き続き進めていくこととなりました。