昨日出席した函館港若松地区旅客船岸壁整備事業着工式の様子が北海道新聞に掲載されました。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/148894

 

大型船係留岸壁着工祝う 来年度の暫定使用目指す 函館港若松ふ頭


 

 函館港若松ふ頭で国が進める大型クルーズ船向け係留岸壁整備の着工式典が3日、函館市弁天町の市国際水産・海洋総合研究センターで開かれ、関係者が節目を祝った。2018年度中の暫定供用を目指す。

 工事は11月15日に着工。計画では、JR函館駅近くの青函連絡船記念館摩周丸の沖側に整備し、岸壁の全長は桟橋部(250メートル)を含め計360メートル。周辺は現在の水深8メートルから10メートルにしゅんせつする。事業費は岸壁整備のみで41億円。時期は未定だが、工事が完了した場合、12万トン級の大型クルーズ船が寄港できる。

 クルーズ船の受け入れは現在、函館駅から約5キロ離れた港町ふ頭で行っているが、観光地へのアクセスが悪く、観光客の滞在時間の短さが指摘されていた。

 今回の整備で、函館朝市やベイエリアでの観光時間が長くなるほか、鉄道やバスといった公共交通機関の利便性の向上も期待される。

 市によると、クルーズ船の寄港回数は昨年度26隻、本年度は28隻で、2年連続で道内最多となる見込み。