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先週、安倍総理は第69回国連総会出席のため、アメリカ合衆国のニューヨークを訪問されました。25日(現地時間)に政権復帰後2度目となる国連総会での一般討論演説を英語でスピーチされました。
 
(首相官邸HPより)
安倍総理は演説の中でエボラ出血熱の感染拡大防止に4000万ドル、イスラム過激派組織「イスラム国」が勢力を拡大するイラクやシリアなどの安定に向けて5000万ドルの支援を行う考えを表明し、更に来年、国際連合創設70周年の節目の年になることを踏まえ、日本が戦後、平和国家として歩んできたことを強調した上で、21世紀にふさわしい国連とするため国連改革を実現し、安全保障理事会の常任理事国となることを目指す考えを示されました。
また女性の輝く社会を実現するため、国際社会を先導していく決意を示し、最後に北朝鮮の拉致、核、ミサイルといった諸懸案の包括的な解決に向けて、関係国と協調して対応する方針を示すと共に、国連が掲げる理念の実現に積極的に貢献していくとアピールされました。