昨日は行政監視委員会の視察で千葉にある放射線医学総合研究所に行って参りました。

ここはIAEA協働センターでもあります。

 

 まず、放射線防護研究センターを訪れました。
低線量の放射線が子どもに与える影響などを研究されています。

次は重粒子線がん治療の施設へ。 
我が国唯一の放射線診療単科病院でもあり、
世界最先端の重粒子線がん治療装置HIMACによるがん治療が行われています。
 
 
 
 
そして緊急被ばく医療研究センターへ。
被ばく医療の中核として、高度で専門的な医療が必要となる被ばく事故等への対応がここでなされます。



 
 
 

寝たまま測定が出来るホールボディカウンター

 プルシャンブルー、ヨウ素剤
 
 
 

顎をのせて甲状腺の数値を測ります。
 
立ったまま測るホールボディカウンター


私からは、原発事故の後、
・100msv以下の慢性被ばくが人体に及ぼす影響
・放射線が遺伝に及ぼす影響
・外部被ばくと内部被ばくが人体に及ぼす影響
・放射線が人体に及ぼす影響の個人差
この4点が福島の皆さんにとって大変関心の高い事項であり、
放医研の取り組みとしてもっとわかりやすく伝えてほしい、と要請したところです。