札幌事務所スタッフです。


TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)を議論する際、比喩として『行き先のわからないバス』に乗り遅れる・・・
と言われます。まさに今般のTPP問題は行き先のわからないバスに乗り遅れたら困るので、とりあえず乗ってしまおう・・・と言うのが現政府の見解です。
photo:01
JA石狩・後志地区農協組合長会主催の『TPP情勢報告会』に
参加さてれいただきました。
photo:02
パネリストとして、町村信孝衆議院議員、山岡達丸衆議院議員、
徳永えり参議院議員、長谷川岳の4名の国会議員の情勢報告が
行われました。
photo:03

TPPに関しては各党が対立するものでないという事で

超党派で行われました。TPP問題はまず、十分な国民的議論、説明がなされてないと言うのが現状で
様々な懸念事項の情報がまだまだ開示されず、まさに行き先が見えていないというのも議論が進まない要因とされています。現政府は食料自給率の目標を50パーセントとしているのにも関わらず、農林水産省の試算ではTPP参加で約14パーセントになるとされているのも
説明がつかず、迷走しています。
photo:04

懸念される『例』として韓米FTAで採用されているISD条項などは
TPPを結んだから、あたしたち外企業だけいじめないでね!
いじめたら賠償請しますよ。』
の様にしかるべき対応の出来る弁護士の様に対応出来る方がまだまだ日本には少なく準備が出来ていないのも現状です。
photo:05

我が北海道は一次産業が基幹産業です。TPPの締結には議論が少なすぎますし、経済とは一次産業も含めたもので、その一次産業を蔑ろにした議論はナンセンスです。党派を超えた対策が必要です。一緒に参加しました山岡議員、徳永議員も最後の砦『国会』では反対票を投じると建設的なご意見も伺えましたので協力して最後まで気を引き締め対応していきたいと思っております。
photo:06
婚約するときに『別れるかもしれないけど、結婚の約束しよう!』
という男は
信用できますか?