本日12時より急遽、自民党外交部会が開催されました。


本部会の議題は

①野田総理訪韓における朝鮮王朝義軌引き渡しについて

②イタリア人冒険家による北方領土からの根室上陸計画について 


議論されました。



参議院議員 長谷川岳 オフィシャルブログ「長谷川岳 強い北海道をつくる!」Powered by Ameba

① 朝鮮王朝義軌引き渡しについて


我が党は先般10月14日に国益に沿った日韓関係の改善を求める決議を行いました。

その内容は「日韓両国の相互理解に基づく文化交流及び文化協力が、両国及び両国民の友好関係の発展に資すること」との趣旨は尊重するところではあるが、一方的に図書を引き渡すということでは、片務的な内容となり本来の趣旨にそぐわなく、韓国に所在する日本由来の図書の閲覧等のアクセスの簡便化、その一部を我が国に引き渡すことなどを求めていく必要があると主張してきました。


しかし、現在韓国は、竹島に構築物を建設することを進めており、先般のわが党議員の韓国入国拒否への回答を示さず、また韓国在日日本大使館前に慰安婦の石碑建設計画が報じられるなど、日本国民の心情をさかなでする行為を繰り返している。


今回の野田総理訪韓時に一部図書を持参し引き渡すことが、友好関係の発展に資することにはならない。また12月10日までに引き渡すことを考えれば拙速に引き渡すのではなく国益に沿った日韓関係の改善をめざし外交努力をするべきと決議しました。


議論の概要は、

野田総理が手土産を持参することは日本の国益につながらない。総合的な判断に基づいて正式な形で行われるべきである。屈辱的な外交になるようであれば国会において問いただしていくようにする、との結論に至りました。



② イタリア人冒険家による北方領土からの根室上陸計画について 


<経緯>

世界を自転車で旅行しているポーランド国籍及びイタリア国籍を有している旅行者が、10月15日サハリンを出発し、現在北方領土を訪問中である。

その旅行者は北方領土訪問後に北海道本島に渡航する予定であるとして、在ユジノサハリンスク総領事館に支援要請があった。同領事官からは、旅行者に対し北方領土を訪問しないよう要請した。実際に北海道本島に渡航を試みるかは不明な状態である。
 
<議論の内容>

島民でも四島合意等で計画している渡航しか出来ない。

ロシアのビザで北方領土に入国していることは、我が国としても不法入国に当たる。

毅然とした政府の対応をするよう沢山の意見があった。


地元選出議員である伊東良孝先生からは、

『北海道と北方領土の中間ラインを超えると拿捕される。

 日本の巡視船もおり、中間ラインを超えてくることは考えられない話だ.』と意見がありました。

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