皆様おはようございます。

昨日は台風による道内の大雨の被害状況を確認するため十勝の豊頃町と芽室町へ行って参りました。

朝一で札幌から豊頃町へ向かい、大谷道議、11区支部、中川郁子11区支部長各事務所のスタッフの方々と合流させていただき、JA豊頃へ

総務の職員の方々より写真や地図などの資料にて農作物の被害状況をお聞きしました。
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馬鈴薯(ばれいしょ)畑が水害にあったとのことです。
「馬鈴薯」とはじゃがいもです。
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この地区のじゃがいも(加工用)畑は全体で約13ヘクタールあり、8割近くが川の水や大雨によって水没してます。

収穫前に大きな打撃です。

水没したじゃがいもは水に浸かると酸欠状態となり、使い物になりません。
(手前の写真資料が被害を受けたじゃがいも畑)

説明を受けた後、被害が大きいジャガイモ畑へ
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地元の皆様にお話をお聞きしました。
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水が畑内にまだ多く残ってました。
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十勝川の水門を閉じたためこの川の水が行き場がなくなり逆流してじゃがいも畑へ溢れたことと大雨による被害とのことです。
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このポンプ車にて、畑の横を流れる川の水をポンプアップして十勝川に水を流してます。















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ここからポンプで組み上げます。
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道路を通行止めにしての作業です。
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4機のポンプ機でも足りないとのこと
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十勝川へ溜まった水を流します。

このような被害を減らすためにも周辺環境の再整備も必要です。

地元のお話を少しでも国に訴えていくためにも情報を得ることが重要だと実感します。


次に芽室町へ向かい、芽室町役場で宮西義憲町長より被害状況を伺いました。

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町を流れる芽室川の堤防が決壊す可能性があるとして、6日の午後に周辺の6地区の568世帯、1270人に避難勧告を出し7日早朝に解除との説明を受けました。

芽室は1日から216ミリの大雨が降り、芽室川の一部で川岸が崩れたとのこと、町としての素早い対応により復旧作業や早期の危険地域の避難勧告により被害は最小限に済み、人的被害はなし、道路3ヶ所決壊のため通行止めなどの被害にとどまりました。



芽室町は、河川周辺の危険場所を記載したハザードマップを作製しており、ハザードマップがもしもの時に役にたつと、町長は必要性を訴えてました。

町としての日頃からの取り組みが安心に繋がります。

次に、JA芽室に向かい組合長、専務、常務の皆さんと合流して農作物の被害状況をお聞きして、川岸の崩れた現地をご案内いただきました。
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状況やこの場所の問題点などを伺いました。

土嚢の積み上げ作業中でした。
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このカーブに増水した水の力が掛かり、川岸が崩れました。
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素早い応急処置がなされなかったら被害が大きくなり、大量の水が町に流れこんだかもしれません。
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やはり、現場に足を運び、現場の状況を目で確認し、現場の声を聞くことによって細かなことまで見えてきます。

今回の現地視察の状況をまとめて、国として出来ることをしっかりと国政に訴えて参ります。

今日はこれより京極町へ向かいます。


参議院議員 長谷川 岳