こんにちは!

東京事務所のインターンのコールです。

明日、衆議院の不信任決議案の「茶番」から二週間が経ちます。

ですが、菅総理大臣に対する態度はあまり変わっていないみたいです。

色々とデモを見たり、野党の討論を聞いたりしていますが、
「早くやめろう!」という事しか耳にしません。

こういうのを聞くと、「政治の戦い」で使う表現を思い出します。
非常に面白い表現ですので、皆さんにご紹介させて頂きたいと思います。

"I want his head on a silver platter"
「彼の首を銀盆で持ってきてほしい」というのは直訳です。
アメリカの政界で、「死」と「殺し」と関係ある比喩的な表現が沢山あります。
これはその表現の一つです。

どうして首を銀盆で持ってくるかというと、聖書の洗礼者ヨハネの死の話にさかのぼるものです。

その話は下記のようです:

"そのころ、領主ヘロデはイエスのうわさを聞いて、家来に言った、「あれはバプテスマのヨハネだ。死人の中からよみがえったのだ。それで、あのような力が彼 のうちに働いているのだ」。というのは、ヘロデは先に、自分の兄弟ピリポの妻ヘロデヤのことでヨハネを捕らえて縛り、獄に入れていた。すなわち、ヨハネは ヘロデに「その女をめとるのはよろしくない」と言ったからである。そこでヘロデはヨハネを殺そうと思ったが、群集を恐れた。彼らがヨハネを預言者と認めて いたからである。さてヘロデの誕生日の祝に、ヘロデヤの娘がその席上で舞をまい、ヘロデを喜ばせたので、彼女の願うものは、なんでも与えようと、彼は誓っ て約束までした。すると彼女は母にそそのかされて、「バプテスマのヨハネの首を盆に載せて、ここに持ってきていただきとうございます」と言った。王は困っ たが、いったん誓ったのと、また列座の人たちの手前、それを与えるように命じ、人をつかわして、獄中でヨハネの首を切らせた。その首は盆に載せて運ばれ、 少女にわたされ、少女はそれを母のところに持って行った。"

とても不気味な話ですが、その話から上記の表現が生まれました。

皆さんも、敵と戦っている時、是非とも、この表現を使ってみて下さい。
(注意:人の首を切ったり、殺したりする事は法律によって犯罪とされております。 他人を殺さないで下さい)

コール