長谷川 岳です。

本日、農林部会に出席したあとに12時より外交部会に出席しました。

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今日の議題は日中韓首脳会談についてでした。
5月22日 午前9時30分より
菅首相、中国・温家宝首相、韓国・李明博大統領が2時間の会談を行い、日中韓サミット首脳宣言と「原子力安全協力」「再生可能エネルギー及びエネルギー効率の推進による持続可能な成長に向けた協力」「防災協力」の三つの付属文書を発出しました。

部会では会談の具体的内容を政府から聴取しました。

今回の会談の焦点は東日本大震災と福島第一原子力発電所事故についてでしたが、三ヵ国内には領土問題も存在しています。

日中間では、東シナ海での中国海軍による海上自衛隊への威嚇行為や東シナ海ガス田「白樺」問題。
日韓間では、竹島の韓国による占有問題・竹島沖に「独島総合海洋科学基地」の建設計画問題、韓国国会議員3名による北方領土訪問の問題です。

菅首相は首脳会談の場において領土問題については触れなかったようです。

とくに韓国国会議員の北方領土訪問問題については、20日の予算委員会で菅首相自身「事実が確認された場合には、きちっとした対応をとりたい」と答弁したにもかかわらず、韓国国会議員3人の国後島訪問に対して具体的措置を取れず、3名の到着を許してしまいそうです。
私は政府に具体的にどのような対処を試みたのか質問しましたが、曖昧な回答に終始し、毅然たる対応がなされているようには到底思えませんでした。

政府の領土問題における対応が再び問題になっています。
自民党は日本の領土保全のためにも政府をさらに追及していきます。



長谷川 岳