長谷川 岳です。
朝8:00から、国家戦略本部第一分科会に出席しました。
本日の議題は、「東日本大震災と今後のエネルギー政策の課題」について。
講師は、日本エネルギー経済研究所専務理事の十市勉先生です。
今後のエネルギー政策のあり方について、今夏に向けた短期的取り組みとともに、中・長期的な取り組みについても、検討課題をわかりやすく講義していただきました。
その後、国土交通部会に出席しました。
本部会では、「高齢者の居住の安定確保に関する法律」(高齢者住まい法)の改正案について議論が行われました。
高齢化が進む現在、高齢の単身者や夫婦のみの世帯が増加しています。高齢の単身者、夫婦のみの世帯では、介護が必要になったとき、家族のサポートを受けることが困難です。そこで、建物だけではなく、介護・医療と連携してサービスを提供する「サービス付き高齢者向け住宅」の確保が重要になってきます。この改正案は、その制度作りに関するものです。
おじいちゃん、おばあちゃんが安心して暮らせるような社会作りのために、今後も積極的に議論していきたいと思います。
その後は、財務金融部会に出席。
本部会では、JBIC(国際協力銀行)の分離・独立について活発な議論が行われました。
JBIC(国際協力銀行)は、08年に、日本政策金融公庫に統合されました。
しかし、現在、急拡大する新興国などのインフラ需要をめぐり、各国が官民一体となった受注攻勢を強めております。政府は、世界を舞台に我が国が成長するためには、日本も政府系金融機関が一定のリスクを負い、民間を支援することが重要であるとして、JBICを再び独立させることにしたということです。
JBICの分離・独立には、賛否両論があるようで、自民党の中でも意見はさまざまです。
10:00からは文教科学委員会に出席します。