長谷川 岳です。
本日の午前中は担い手総合支援PT拡大会議に出席した後、農林部会に出席しました。
午後は、外交部会に出席しました。
本日の議題は、アジア大洋州地域大使との意見交換です。
アジア諸国の各大使の方々から、中国、韓国、インド、インドネシア、オーストラリアの情勢と、日本との関係を報告していただきました。
経済的にも政治的にも台頭するアジア諸国と、今後どのように向き合っていくのか、現場の視点で、リアルに語っていただきました。
今後のアジア外交のポイントとしては、次の4点が挙げられました。
①米露を含めてASEAN+8となる拡大EASをいかに成功させるか
②地域協力の中心として重みを増すASEANとのパートナーシップの強化
③東アジア協力を通じて中国を地域に建設的に関与させられるか?
④米国の地域へのコミットメントを維持・強化。
日本外交の対応としては、拡大EASの成功、ASEANとのパートナーシップ強化、対中エンゲージメント、米国のコミットメントなどが提案されました。
人口減と超高齢社会に直面している日本にとり、これからは、アジアという大きな市場を舞台とし、経済活性化を図らなくてはなりません。今後は、ますますアジア外交の重要性が高まってくると思います。
アジア各国大使の皆さんのお話を聞き、とても勉強になりました。
今後も、10年後、20年後を見据えた外交政策を議論していきたいと思います。