おはようございます。

長谷川岳です。


朝8:00から、担い手総合支援新法PT(プロジェクトチーム)拡大会議に出席しました。


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担い手対策について、有識者からヒアリングを行いました。

講師は明治学院大学経済学部の 神門 善久(ごうど よしひさ)教授です。


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講義のタイトルは、

「人から土地へ」。

従来の「人」に対する農政を、「土地」に対する農政へと転換すべきである、という内容でした。


同氏によれば、

日本の農業は、山がちな地形と豊富な降水のもとで、水稲連作が基本となっており、そのことから、日本の農地には以下の特徴があるとのことです。


・優良農地ほど転用への潜在的需要が大きい

・水利などを隣接の農地で共有するため、近隣の農地で不適切な農地利用が行われれば共倒れになる。

・すべての耕作技術は土作り

・ひとたび放置されたり、転用されたりした農地を回復することは困難


従来の農政には、このような特徴を見据えることなく、規制を緩和した結果、農地利用の無秩序化を招いたということです。


今後は、農地基本台帳を作り、土地規制を透明化したうえで、市民参加による土地利用規制を推進すべきであるとの方向性を示しておられました。


長年、農政を担ってきた自民党には耳痛い内容でもありますが、貴重なご意見として勉強させていただきました。


今後も、このような勉強会には時間の限り参加をし、農政に対する知識を深めて行きたいと思います。


この後、すぐに国対、議員総会へ。

その後10時から本会議に出席します。