おはようございます。
札幌事務所スタッフです。
「戦争をしている暇などない、地球が危ない」というのに、北朝鮮という国は一体どうなっているのでしょう。
国の主導権を握るのが共産主義と軍隊であるという恐ろしさを、同じ地球上に暮らす人間として憤りを感じます。
24日富山県で、NPO法人「日本熊森協会」が、餌不足に苦しむクマを守ろうとヘリコプターから山林(同NPO所有)に、1トンのドングリがまかれたそうです。(11/24 ANNニュース)
今年は日本各地で、熊の出没による被害が相次ぎました。主な原因は、温暖化による異常気象での、餌不足だそうです。
しかし1980年以降九州から本州にかけて、ミズナラ、コナラなど広葉樹が大量に枯れるナラ枯れが深刻な問題になっています。ミズナラといえば、日本全国に分布し、ブナ科コナラ属の落葉広葉樹で、家具やウイスキーの熟成樽としても使われるほど、なじみのある樹木のひとつですが、なんといっても熊の餌となるドングリの木です。そしてブナと並び、水源かん養機能の高い樹木の代表格です。
立ち枯れの原因の一つが、通称「ナラ菌」と呼ばれる菌が原因で、カシノナガキクイムシという甲虫が大量発生し、病原菌を媒介するそうです。(森林総合研究所HPより)
被害は現在、ふもとの山々にまで達し、ときには、立ち枯れした倒木により死傷者でるほどです。被害を食い止める効果的な手だてがなく、時々集団枯死するので、今後全国的な広がりが懸念されます。
※ 多様な生き物や生息環境を守り、その恵みを将来にわたって利用するために結ばれた生物多様性条約第10回締約国会議「COP10」が10月名古屋において、生物多様性を守る手段として、我が国特有の文化である「里山」が世界にむけて発信されました。
この分野においては、日本が世界のリーダーシップを取って頂きたいと思います。
長谷川岳、環境委員会においての質問 (11月11日)
札幌事務所より