国防部会に出席いたしました。
本日は普天間基地移設問題を中心に議論が進められました。
佐藤正久国防部会長から開会のお言葉があり、普天間問題に対する民主党政権の迷走を批判するとともに、自由民主党による安全保障政策の優位性を主張されておりました。
外務省、防衛省の担当者から、普天間飛行場の代替施設に関する報告がありました。
V字案、I字案の2案に絞り、安全性、騒音による影響、環境面の考慮、地元への影響、費用、工期など様々な方面から、両者を比較検討したものです。
(ちなみに、V字、I字とは滑走路の形を表しています。V字型の二本の滑走路の案と、I字型の単線滑走路の案という意味です)
専門家の検討によれば、I字案が環境面、経費の面において、V字案よりも優れているとのことですが、飛行能力や騒音などによる影響について、自民党議員から様々な質問が上がりました。官僚たちの逃げ腰の説明に対し、自民党議員からアグレッシブに追求する様は迫力があります。
その後、民主党政権から発表された防衛予算の特別枠についての説明に移りました。
特別予算の説明書きには、こんなタイトルが。
「元気な日本復活特別枠」
・・・・。
とても防衛予算になじむタイトルとは思えず、議員一同、苦笑いでした。
安全保障政策とは国民の命を守るという崇高な使命を果たすものですが、このタイトルではその使命感が感じられません。政府にはもっと緊張感をもって政策を講じてほしいと思います。
部会が終わった後、その足で北海道へ。地元の皆様の声を聞きに行って参ります!