この週末は四国に行ってきます。今回のお目当ても道の駅スタンプラリーとなります。と言いますのも今持っている四国道の駅のスタンプ台帳は2019年度のものになってますが、新型コロナの影響で開催期間が2年延長されてて、締め切りがこの2023年6月30日になってます。来週はまた別件で出かけないといけないことから、できればこの週末で周り終わっておきたいと考えてます。最悪取りこぼしがあっても、もう一回チャンスはあるはずなので。そんな決意で臨む今回の旅ですが、果たしてどんな結末になりますでしょうか。お楽しみに。


そんなわけで準備ができたところで出発となります。四国へ向かうので、まずは近所から阪神高速へと入ってから、第二神明道路を経由して神戸淡路鳴門自動車道に入り、そしてすぐに明石海峡大橋を渡ります。今日は全体的にガスってる感じでして、橋を渡る段階では向こう岸の淡路島が見えないくらい霞んでました。進んでいくうちに、徐々にその姿が見えるようになって、無事に淡路島上陸となりました。


渡った先のすぐにある、淡路SAで早速の休憩です。まずは裏手の展望スペースから明石海峡大橋を眺めるのですが、今日はちょっとガスってて、橋や神戸の市街地は霞んでますね。そんなこちらのSAで朝ご飯にしました。今回いただいたのは淡路島の名産品である玉葱をまるごと使ったカレーうどん、そして今朝のテレビの星占いで、うお座のラッキーアイテムと紹介されてた明石焼き…こちらではビッグ明石焼きとなってました。玉葱は甘くてカレーによく合いますし、明石焼きはその大きさにビックリ。ただちゃんと明石焼きしていました。


朝ご飯を終えてから先へと向かいます。その後もひたすら神戸淡路鳴門道を走っていきます。車の数はそこそこありますが、まあ基本的には空いていて走りやすいですね。ひたすら走り続けること30分ほどで島の南端になる淡路島南ICを通過して、大鳴門橋を渡るとついに今回の旅の舞台である四国は徳島県へと入りました。今回は四国でも特に西側の愛媛県、高知県がメインになるので、このあと鳴門JCTから高松道方面へ進んでいくことにします。
 


しばらく行ったところで県境を越えて香川県に入ってから、次に出てきた津田の松原SAにて休憩を入れることにしました。だいたいさっきの淡路SAから1時間ちょっとだったので、いいタイミングではありますが、お昼ご飯にはまだ少し早いんだよなあ…ただせっかくのうどん県。サービスエリアにもうどん屋があるうどん県。せっかくなので食べていかないといけませんな。なのでこのSA内にあるうどん屋さん「あなぶき家」にて本場のさぬきうどんをいただきました。トッピングにコロッケを乗せましたが、これがまた美味しかったです。さすがうどん県。


さてお腹が膨れたところで先へと向かいます。この後も引き続き高松道を走っていきます。少し行くと四国八十八ヶ所霊場の88番札所・大窪寺から85番札所・八栗寺までの最寄りICである志度ICを通過します…が、ちゃんとお寺への案内が出てるところがさすがは四国です。その後に高松市内に入ってから市街地を通過して、瀬戸大橋へと続く坂出JCT、さらには愛媛県に入り四国の高速の大ジャンクションである川之江JCTへと入っていきます。


今回川之江JCTは直進して松山道へ向かいます。JCTの後にある上分PAにて休憩を入れますが、ここはトイレしかないので、用が済んだところで移動を続けます。この後も順調に走り続けていよ西条ICで高速を降りました。例によってIC降りてから国道11号線への連絡道路には四国八十八ヶ所霊場への案内板が出ていました。そんな案内を横目に国道11号線に出てからガソリンを入れて、この後は国道194号線を高知方面へ進みます。「そらやま街道」と名前がついたこの道路ですが、加茂川に沿って山へと続く道路となっておりました。


長い寒風山トンネルにて県境を越えて高知県いの町に入ってから、そのあとすぐに今日最初の道の駅である高知県いの町の「木の香」に到着しました。こちらの道の駅は山の中の川沿いにあって、そこにはレストラン棟の他に温泉棟、宿泊棟といった施設があります。裏手に流れる桑瀬川がとにかくきれいですし、この川の流れの音を聞きながらの温泉とか宿泊ってのはかなりリラックスできるんだろうなあ…とも思えました。そんな中で今回もスタンプだけをもらってから次へ向かうことにしました。


それでは次へと向かいます。この後も国道194号線を進んでいくことになります。基本的には山の中で片方には川が流れている、そんな道を進みます。結構山の中に入ってきていることもあって、峠道がクネクネしてるところもありました。そんな中でなにか茶色いのがチョロっと見えたのですが、よく見たらあれ猿じゃないですかね?野生の猿がいるって、なかなかな山の中です。そんな道路をしばらく走っていくと、以前に訪問したことのある道の駅「633美の里」がありました。以前訪問しているので、今回はスルーして先へ向かいます。


その先の吾北むささび温泉のさきで分岐があって、今度は国道439号線へと進みます。国道の中でも道路状態がひどいものを指す別名「酷道」の中でもトップクラスと名高いこの国道439号線、通称「ヨサク」。その噂は色々聞いていたので、かなり警戒しながら走っていきました。ただ実はこの区間はかなり整備されているようでして、全くと言っていいくらい酷道な要素はありませんでした。なんだったらきれいなトンネルまであるくらいなので、走りやすかったです。そんな国道439号線の突き当りが国道33号線となってまして、そこを右折して行きます。


このあたりで小雨がポツポツと降ってくるようになった中、少し行ったところで県境を越えて愛媛県へと入りました。ここに来て道路に沿うように大きな川が流れてます。こちらは高知県へ続く清流・仁淀川でした。そしてその仁淀川を渡る橋が落出大橋と言いまして、その先にあるのがかつてJR四国バスの終点であった落出駅になります。以前このあたりまで来たことあるので、懐かしさを感じながら進んでいくと、そのJR四国バスを引き継いだ町営バスとすれ違いました。ちょっとサイズは小さくなってしまってますが、路線がまだ健在なのがなによりです。


そしてしばらく行った先にあるのが愛媛県久万高原町の道の駅「みかわ」になります。まずは道の駅裏手に流れているきれいな川に目が行きました。こちらはさっき見てきた仁淀川が愛媛県に入って面河川と名前を変え、さらにその支流になる久万川となります。そう聞くときれいなのは当然ではありますね。その後に館内へと入ってからスタンプをもらって道の駅の中を見てみますと、なぜかこちらでは京都府南山城村の道の駅のコーナーがありました。一応、道の駅COLLABORATION TOURとかあって、全国の村にある道の駅とのコラボとか言ってますが…果たしてなんの縁なんでしょうか。


それでは次へ向かいます。引き続き国道33号線を進んでいきます。少し行ったところで市街地が見えてくるようになりましたが、こちらは久万高原町の中心部といったところです。そして右手にはJR四国バスの久万高原駅があって、こちらにはそのJR四国のバスが止まっていました。またその先の分岐は右に行くと四国八十八ヶ所霊場の44番札所・大宝寺と45番札所・岩屋寺へ向かう道になっていて、過去2回のお遍路したときにお世話になりました。


そんな交差点の先が同じ久万高原町の道の駅「天空の郷さんさん」になっております。ただこちら、確かに眼の前の国道は何度も通っているのですが、道の駅自体に来たのは今回が初でした。そんな中ですが、まずはスタンプをいただきました。そして同じ敷地内にはパン屋さんがあって、ネット情報では結構人気があるそうです。ちょっと小腹が空いてきているので、このパン屋さん「サンサンパン工房」に入ってみましたら、ほとんど売り切れでした…さすがに人気っぷり。とりあえず残ってたカレーパンとできたてのコロッケを購入して車内でいただきましたが、これまたかなり美味しかったですね。


それではこの後ですが、ここでUターンして国道33号線を戻ります。少し戻ったところを右折して国道380号線へと進んでいきます。ちょうど逆打ちしたときに次の43番札所の明石寺へ向かうルートになります。ですが、その途中で国道を離れて県道42号線へと進んでいきます。しばらくは国道ばりのいい道路だったのですが、内子町に入ってからはなかなか狭くて厳しい道路になりました。四国の洗礼を受けてる感じです。そんな通りを駆け抜けて、突き当たった国道379号線を右折します。


そして少し行ったところが砥部町の道の駅「ひろた」になます。こちらは火の見櫓とかあって、昔ながらな雰囲気の建物になっておりました。まずは館内にてスタンプをもらってから売店をチラ見してきました。そして再び外に出てきてから、横にあった吊り橋にやってきました。せっかくなので吊り橋を渡ってみたわけですが、その下に流れる田渡川を見ることができました。ちょっとこじんまりとした川でしたが、流れはきれいでしたね。


ここでもUターンして次へ向かいます。そのまま国道379号線を進んでいきます。先ほどの分岐を過ぎるとトンネルがあって内子町へと入ります。相変わらずの森の中で川に沿った道路を走っていきまして、突き当たったところが国道380号線となっております。今回はここを左折して久万高原町方面に進みます。少し行ったところで道幅が狭くなっているところがあるのですが、どうやら山側の方で崩落かなんかが起きたみたいで、その復旧作業をしているようでした。そう言えばこないだ関西でも大雨とか来てて電車が止まってたりしたので、その影響なんでしょうか。


その後しばらく行ったところが内子町の道の駅「小田の郷せせらぎ」になります…が、到着して聞こえてきたのは滝のような轟音でした。せせらぎちゃうんかい、って思いながら音のする方へと向かってみると、目の前の川に段差があって滝になっていました。でもまあ川の水の色はきれいなのは四国の山の中だから、ってことですかね。そんなこちらでもスタンプをもらってから次へ向かうことにしました。


またまたここでもUターンして国道380号線を戻ります。少し戻ってきてから、先ほどの分岐をまっすぐ進み、国道379号線へ入っていきます。この後は今日よく見てきた山があって川沿いの道路を走っていくことになります。しばらく行った先は道の駅「内子フレッシュパークからり」となってますが、こちらも以前訪問済みなのでスルーして、さらにその先で内子町の中心部につながる国道56号線に出てきました。


ただそこからすぐに離れて、今度は県道32号線を進んでいきます。しばらくは民家が多かったのですが、そのうちに民家の数が減ってきました。そして橋を渡って県道229号線を進み、次は大洲市へと入っていきます。相変わらずの川沿いの道路を進んで、その先で国道197号線へと入っていきます。そして肱川町の町名が見えてきましたので、いま隣を並走しているのは肱川なんですかね。

 

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そんな中で次の大洲市の道の駅「清流の里ひじかわ」に到着となりました。まずはスタンプをもらってから館内を見て回るのですが、こちらにもレストランがありまして、そこには「肱川らーめん」と書かれてました。そういえばここに来る道中でもその名前を見ました。これって有名なやつなのかなあ…聞いたことないけど。その後、裏手に回ってその肱川を眺めてきました。流れる水もきれいですが、アジサイの花もきれいで、なかなか良い景色でした。


そしてさらに国道197号線進んでいきます。その後も肱川に沿って走ること15分ほどで次の西予市の道の駅「きなはい屋しろかわ」に到着となりました。こちらも裏手には川が流れてます。こちらは肱川の支流である黒瀬川だそうです。こちらもいい感じの景色でした。ってか、今日は一日こういったいい景色に癒やされています。で、館内でスタンプをもらってからですが、入口の看板にもあった「城川ベーコン」がやっぱり気になります。まあベーコンなら持って帰ることもできそうですから、せっかくなので1つ購入させていただきまいた。これを持って帰っていただくことにしましょう。


さてただいま時刻が午後5時半です。この次の道の駅はもう閉まっているのが確定しているので、今日の道の駅めぐりはここでおしまいにします。そんなわけでこの時点で今日の宿を探すのですが、ここから近い街ということで、今回は宇和島市にホテルを取りました。なのでこのあとは宇和島へと向かいます。国道197号線を引き続き進んでいくわけですが、少し行ったところに宝泉坊温泉というのがあるそうなので寄ってみました…って着いたらクアテルメ宝泉坊という名前の新しい施設でした。そんなこちらでしっかり温泉でリフレッシュさせていただきました。湯上がりには「きとうゆずサイダー」とかいう徳島県のサイダーをいただきました。湯上がりの炭酸はたまりませんな。


温泉施設を出たら雨が本格的に降り出してました。あたりも薄暗くなってきてますが、まあ後は宿に向かうだけなので、さっさと移動しましょう。その後も国道197号線を走っていくと、少し行ったところに道の駅「日吉夢産地」がありますが、もちろんスルーします。その先は国道320号線へと進んでいきますが、その先にも道の駅「広見森の三角ぼうし」があって、こちらも訪問済みですしすでに閉まってるのでスルーして行きます。その後にトンネルを越えたところでJR宇和島駅の前に出てきて、その先のホテルまで無事に到着することができました。そんな今日の走行距離は508.2kmとなりました…って、かなり走りましたわ。


そんな今回のホテルでも全国旅行支援の地域限定クーポンを1000円分いただくことができました。これを持って今日も晩ご飯へと行ってみましょう。今夜やってきたのはホテルのすぐ裏手にある「海鮮居酒屋 がいや 宇和島店」になります。まずはとりあえずのビール、ということで男前生ビール(1リットル)からのスタートとしました。飲みごたえ十分なこの分量のビール。美味かったですね。


その後のお料理は、刺身五合枡盛り、宇和島じゃこ天、宇和島じゃこかつ、はも湯引きと言った品々をオーダーしました。特に愛媛県に来たらじゃこ天は欠かせません。なので思わず2つ頼んじゃいました。さらにはじゃこかつなるものも名物ということで、こちらもいただきました。しかも2つ(笑)。お酒は途中から日本酒にスイッチ。いずれも美味しかったですし、クーポンも使えたので、オトクに飲み食いすることができました。ごちそうさまでした。