おはようございます。今朝の秦野ですが、雲は出てるものの明るい空となっております。天気は徐々に下り坂のようですが、大荒れまでしないことを期待しつつ、今日も移動していきましょう。今回の旅は一応今日が最終日なので、今日中に神戸に到達することが目標です。なので今日も一日、安全運転でまいりましょう。


今回のホテルも素泊まりにしました。なので今朝まず最初に来たのは、すぐ目の前にある秦野駅です。朝からハイキングのお客さんがバス停に多く並んでいるのを横目に、駅併設の箱根そばにて朝ご飯をいただきました。やはり休みの日ということもあって、店内はガラガラ。そんな中で今回いただいたのは天玉そばになります。関東の出汁がやっぱりおそばには良く合いますし、天ぷらと卵の組み合わせも出汁に合って好きなんですよね。しかも駅の立ち食いそば屋にしてはレベル高い、いいおそばでしたね。


それではお腹がふくれたところで、ホテルに戻ってきてから、準備ができしだい出発となります。今回はまず国道246号線を進むことにしました。国道に出てきてすぐ、秦野の市街地にあったガソリンスタンドで給油します。そしてさらに進んで行き、新東名の新秦野ICのあたりになると市街地がなくなって、信号も少なくなりスイスイ進むことができました。途中で渋滞にもあいましたが、いずれも信号のため。昨日みたいなストレスはほぼ感じぬまま進んでいきます。


そしてその後もスイスイ走って静岡県に入ることができました。静岡県内も県境あたりはあまり民家もないので、スイスイ進んで行けます。ただ残念なのは富士山が今日もほとんど見えないところ。少し行ったところの道の駅「ふじおやま」で休憩しても富士山は見ることができませんでした。うーむ、今回の旅では富士山とはトコトン縁がなかったなあ。


この後はすぐ近くに新東名高速の新御殿場ICがあるので、そこから高速に乗っていくことにしました。御殿場JCTを過ぎると最高速度が120km/hに引き上げられるので、ビュンビュン飛ばして進むことができます。しかも車線が片側3車線ですし、そもそもの交通量が少なくてガラ空きだから助かります。ひたすら走って新清水JCTを越えても引き続き新東名で進んでいきます。そして小一時間ほど走った先の静岡SAに入ったわけですが、この後はここから高速を降りることになりますので、ついでに休憩がてらこちらで昼ご飯にしようと思います。


フードコートに移動してきてから備え付けのテレビを見てたら、ちょうどWBCの準決勝、日本対メキシコの試合が終わった直後だったようです…って村上選手のサヨナラヒットで日本の勝利ですか。すごいなあ。ぜひ決勝も頑張ってほしいものです。で、お昼ご飯はフードコートにあるラーメン明というお店でラーメン餃子セットをいただきました。せめて静岡らしいもの、ということで浜松餃子の付いたこちらにしましたが、これは良かったですね。できたらビールが飲みたいですが、高速のSAでは販売してないし、そもそもまだ運転しなきゃいけないし、なのでここは我慢です。


そして静岡SAのスマートICから高速を降ります。そして県道207号線を経由して、国道362号線へとやってきました。去年の9月にこのあたりに来ているのですが、そのときは前日に大雨があって川の氾濫とかまであった状態で、先に進むことができませんでした。あれから半年過ぎて道路にもドロとかは全く見られなくなったため、今回はそのときに行けなかった川根本町の道の駅をめぐろうと思います。まずはこの国道362号線なのですが、途中まではまあそれなりに道幅もあったのですが、途中からがとにかく険しかった…急な勾配にクネクネとした狭い道路。それでいてそこそこ対向車が来るというものでした。ひーこら言いながら走ってようやく川根本町に入るも上りはまだ続き、杉尾はなのき展望休憩所というところでひと休みしました。そこから見える景色は、まあ当然というか結構高いところまで来ていることを実感することができました。


休憩を終えて進むと、あとは下り坂で、道幅も少しマシなレベルから、より広い道路へと変わっていきました。で、少し降りたら久しぶりの人の生活感ある街並みになってました。どうやらこの辺は大井川鐵道・千頭駅あたりということでその千頭駅に向かうと、ちょうど裏手が川根本町の道の駅「奥大井音戯の郷」となっておりました。そんなわけでまずはこちらでスタンプを…と建物に入ると、いきなり「ゆるキャン△」のパネルが出てたわけです。どうやらコミックではこのあたりを舞台にしたストーリーが展開されたらしく、そのためか観光タイアップしているみたいでした。そんな中、スタンプをゲットしてきました。ちなみにこの日はイベントが行われてたらしく、音にちなんでエレキギターの音が静かな街の中に響いていました。
 


せっかくなので、大井川鐵道の千頭駅も覗いてみようと思います。大井川鐵道はこの千頭駅で系統が分かれるのですが、金谷駅から来る電車は去年9月の豪雨の影響で代行バスしかこの駅には来ないとのこと。一方で井川駅へ向かうアプト線は健在ですが、そもそもの本数が少ないので、今駅には何もいません。そんな中、まずはお隣のSL記念館を見てから駅に戻ってきて入場券を買って駅構内へ入りました。そしたらこちらにも「ゆるキャン△」のパネルがありましたね。これだけPRしても見ることができるのはアプト式の井川線に乗る人たちだけ。ちょっともったいないです。また、ホームの端っこには転車台もありました。一応こちらは今不通区間への線路なので、しばらくは使われてないみたいです。ちょっともったいないですね。


ひと通り見終えたところで道の駅の駐車場に戻ってきまして、先へ向かうことにしましょう。再び国道362号線に戻り、10分ほど進んで行ったところに次の道の駅「フォーレなかかわね茶茗舘」がありました。こちら、名前の通り地物の川根茶に関する施設でした。現に駐車場から外を見ると茶畑が広がっています。まあ静岡県といえばお茶の産地として有名ですからね。館内に入ってからまずはスタンプをもらうわけですが、その先には説明を聞いてからお茶やお菓子をいただく、というメニューもあるそうですが、今回はパスして館内の案内だけ見てきました。そしてパンフとかを見てるとその中には「ゆるキャン△MAP」なるものがありました。これがあれば聖地巡礼は捗るのかな。一応もらっておきましょうか。


さらに国道362号線を進みます。どうやら千頭駅あたりから先は大井川、そして大井川鐵道に沿ってこの国道が通っています。川の景色とか線路の架線とか眺めながら順調に進んでいきます。そして20分ほど進んだところが以前も訪問しました島田市の道の駅「川根温泉」となっております。去年9月は大変なことになっていましたが、今は無事に営業されているようで安心しました。そんな中ですが、いつも通りにスタンプをゲットしました。こちらの道の駅には温泉も併設されています。そのためか結構お客さんが多かったようです。ただまだ時間的に温泉につかるには早いかなあ、ということでパスして先へ向かうことにしました。


そんなわけで今日予定していた道の駅スタンプはこれで取り切ったことになります。あとは関西へ向けて帰るだけになりました。そんなわけでここからは県道63号線を進んで行きますが、以前来たときにはえらいことになってた道路も今はきれいになってました。大井川をチラ見しながら市街地に入ったところで前回行かなかったところということで、川を渡った先にある大井川鐵道の家山駅に寄り道してみました。こちら、今は電車が走っていないということもあって、ホームにひとっ子ひとりいません。あたりもちょっと閑散としてて寂しい感じでした。早く鉄道が復旧するといいですね。


この後、国道1号線方面に出たいのですが、川の右岸側になる国道473号線は当時の豪雨の影響が残ってて通行止めのままなので、県道64号線にう回していきます。半年経ってまだ復旧できていない、ということですから、被害はなかなか甚大だったように思われます。一方の県道64号線は順調に進んでいくことができました。半年前にも見た風景を眺めながら、しばらく走りきって向谷ICから国道1号線バイパスへと入っていきます。今回は浜松方面へ進んで行きますが、こないだとは違ってほぼ渋滞なくスイスイ進めました。


さてここでふと考えてみました。現在午後4時ということですが、まだ静岡県島田市にいます。この後、神戸まで戻らないといけない、とは言いつつも、京都のホテルに泊まって、明日はオフィスで仕事をしてから帰るって作戦も悪くないなあ…と。なのでこの方針にしようと思い立ち、掛川市に入ってからの大池ICでいったんバイパスを降りました。するとそこにはユニクロがあります。明日会社に行く作戦だときれいな洋服がないので、こちらで1着購入しておきました。同時に京都にホテルを確保できましたので、その作戦で行くことが決まりました。その後、周囲のスーパーをうろついて自分用のお土産を購入しようと思ったのですが、思ったものがなかったので、少し走って袋井市、磐田市とスーパーをハシゴしました。結果的に磐田市で欲しかったものを購入できましたので、あとは一気に移動します。


薄暗くなってきた中、最寄りの磐田ICから東名高速へと進みます。入口の案内によればどうも音羽蒲郡ー豊田JCT間で10km渋滞しているとのことでした。とりあえず高速に乗ってからですが、ちょっと混雑はしていましたが渋滞までには至らず進むことができました。ただこのまま進むと渋滞が複数発生しているとのことで、多少距離は伸びますが、三ヶ日JCTから新東名へと向かうことにしました。結果的には思惑はバッチリ当たり。新東名は渋滞なくスイスイ走ることができました。そして伊勢湾岸道に入ってから刈谷PAでいったん休憩を入れます。が、ここでの交通情報によれば、最終的に草津JCTから大津ICくらいまで渋滞しているとのこと。せっかくここまで渋滞避けてきたのに、最後に待ってるとは。


意を決して車を進めて行きます。ただこの後ですが、基本的にはスイスイ進むことができました。特に渋滞に合うこともなく、多少車は多くてもスイスイと流れていきました。新名神をひたすら進んで行きますが、新四日市JCTを過ぎ、亀山JCTを過ぎても状況は変わらず。草津JCTを過ぎたところでも渋滞は全くなく、順調に流れて京都東ICまでやってこれました。あとは国道1号線を順調に駆け抜け、京都駅近くのホテルまで無事に到着となりました。そんな今日の走行距離は497.1kmとなりました。ちなみに本日のお宿でも全国旅行支援の地域限定クーポンをゲットすることができました。


それではホテルにチェックインしてから、早速晩ご飯にします。やってきたのはホテルのすぐ近くにある、京都と言えばこちら、な「餃子の王将 七条烏丸店」です。なんか日ごろから来ているお店に来たわけですが、まあ今日は旅行気分を持っての来店になります。せっかくなので楽しんで行きましょう。そんなわけで今宵はこちらで「チェーン店中華で飲ろうぜ」とまいります。まずは瓶ビールでの洗浄工程です。こちらはいつもおなじみアサヒスーパードライの大瓶633mlです。こちらでキューっとパイプクリーニングを実施いたしました。なんか今日の運転が応えてるのか、一杯目がとにかく美味かったです。


その後のお料理ですが、通常の餃子に加え、ジャストサイズという小さめなやつをニラレバ炒め、麻婆豆腐、カニ玉といただきました。独り飲みの場合、こういった小さいサイズの料理があると色々食べられてうれしいですね。ひと通り飲んだあとに〆の一品をいただきます。最初注文したときに今日から提供が始まったと言われた「忘れられない中華そば」というものにしてみました。こちら、いわゆる中華そばに加えて背脂が入っているのが京都っぽさって感じはしてます。ただそれでも飲んだ後の〆にはいい感じの中華そばでした。色々おいしくいただけましたね、今夜も。ありがたいことです。ごちそうさまでした。