ちょうどお仕事に区切りが付いたこともあって、今日明日とお休みを取って旅に出ることにしました。当初はいつも通りに車で出かけようと思ったのですが、おとといからの寒波が思いの外続いてて、路面状況がかなり怪しくなってます。ノーマルタイヤしか持ってないので、車でのお出かけはちょっと危険かなあ…と思いまして、今回はコロナ禍になってからやってなかった久しぶりの鉄道旅にしようと思ってます。今回目指すのは九州です。そして旅のテーマとしては温泉とお酒メインでやっていきます。鉄道旅なら道中から飲めますからね。それではどんな旅になりますやら、お楽しみに。



それでは準備ができたところで出発となります。まずは最寄駅のJR神戸駅にやってきました。駅構内の案内板を見ると、これから乗る予定の山陽新幹線が大雪の影響で遅れているのだとか…ちょっと嫌な感じの滑り出しになりました。ただそうは言ってもやっぱり新幹線に乗らないといけないので、新神戸駅に向かいます。コロナ禍になってから出社日数が減ったことでJRの定期券がないため、今回はより安く移動できる方法、ということで市営地下鉄のハーバーランド駅から三宮・花時計前駅を経由して新神戸駅までやってまいりました。


で、ホームで新幹線を待ちます。しばらくしてやってきたのがお目当ての新幹線のぞみ号・博多行きです。どうやらこの新幹線は東京のほうからきた新幹線らしく、米原付近での大雪の影響があって新神戸駅には35分の遅れでの到着となりました。乗車するや早速朝ご飯として新神戸駅のセブンイレブンにて買ったおにぎりをいただきます。今、セブンイレブンでは北海道フェアをやってるみたいで、買ったおにぎりがかにめし、いかめし、北海道産たらこ入りといずれも北海道まみれです。そんな北海道に想いを馳せつつ、一路真逆の方向の九州へと向かいます。



出発してからしばらくして姫路駅を過ぎたくらいから、車窓に雪が積もっているのが見えました。この雪は相生駅を過ぎてもなお続き、県境あたりまで残っているように見えました。ただその先の岡山駅あたりでは雪が全く見えなくなったのは、さすが「晴れの国」ですな。そんな岡山駅では隣のホームにピンク色の500系新幹線が止まっているのが見えました。



その先でもしばらくは全く雪は見ることなかったのですが、広島駅に着くあたりから天気はいいものの、線路脇をよく見ると雪が少し積もっているように見えました。そしてその先で徐々に雲が増えてきた感じになってから、新岩国駅を過ぎるあたりで景色に雪が目立つようになり、徐々に天気が悪くなってきた感じの中、新山口駅を越えたころには白くかすんでくるようになりました。厚狭駅、新下関駅あたりでは完全に冬景色です。こりゃあ、車で来てたらこのあたりでハマってたか…



そして新関門トンネルを抜けて、無事に九州上陸、玄関口である小倉駅に到着です。今回僕はこちらで新幹線のぞみ号を降りました。この先の九州旅行に向けて、まずは旅の相棒であるきっぷを買いに行きます。在来線改札口横のみどりの窓口にて購入したのが、「ぐるっと九州きっぷ」になります。こちらはJR九州全線の普通列車、快速列車に乗り放題な上に、料金券を買うだけで特急や新幹線にも乗れる、3日間有効のきっぷとなっております。そんなわけで今回はこれで九州をぐるっと回って行きたいと思っております。



きっぷを買った後、お昼ご飯でも食べようかと小倉駅の外に出てみますと、なんかここにきて雪が降っておりました。うーむ、九州ってあったかいイメージだったんですが、雪まで降りますか…雪を避ける意味でも駅前のアーケード街へと入って行きました。それなりに人出のあるアーケード街をうろつきながら、ダイソーがあったので旅のアイテムのお買い物をしつつ、さらに歩いて行きます。



すると鳥町食道街とかいう何か味のありそうな一角を見つけました。ほとんどお店は開いてなかったので、おそらく本領発揮するのは夜になってからだと思うのですが、そんな中ふと目に入った「小倉焼きうどん発祥の店」の文字にひかれるように「だるま堂」というお店に入りました。そんなこちらにて北九州・小倉のご当地B級グルメである焼きうどんをいただきました。メニューが2種類ある中で今回選んだのは天窓というもので、要はうどんに卵焼きが乗っているやつです。あと今回の旅のテーマのひとつである酒を、と思って門司港ビール醸造のサクラビールもいただきました。焼きうどんにももちろんビールが合うわけで、九州最初の食事はいいスタートとなりました。


食事を終えたところでふたたび小倉駅に戻ってきました。一応次に乗る電車のための自由席特急券を買ってきましたが、その電車まで少し時間があります。そんなわけで駅構内をうろついてると、「MELKED小倉駅ナカ店」とかいう日本酒の立ち飲み屋さんを発見しました。九州って言ったらお酒=焼酎ってイメージだったのですが、さにあらず。お店の方が言うには日本酒も最近は結構キているのだとか。そんな中、飲み比べ3種セットをチビチビ飲みつつ、お店の方と語らいつつ、いい時間を過ごすことができました。



いい感じに出来上がったところで在来線の改札口を目指しますが、今やっぱり九州で一番ホットなのは西九州新幹線ですね。PRの看板も見ることができました。そして改札を通ってホームにやってきました。少し待ってから登場してきた特急ソニック大分行きに乗車します。やってきたのは青いカラーリングの883系特急車両です。いやー、やっぱりJR九州の特急車両はカッコいいやつばかりですなあ。乗車していきなり座席を反転させる儀式を済ませてからいざ出発です。



そんな特急ソニックなのですが、今回乗車したのが別府駅までの停車駅が行橋駅と中津駅のみに停車する速達便となってます。なので外の景色を眺めつつ、ぼーっと過ごしていました。これが久しぶりの鉄道旅の醍醐味のひとつなわけです。進行方向左手に席を取れたので、意外と海を見ながらの時間を過ごせました。中津駅の日本一長い鱧の椅子を見てからは山の中に入っていくのでしばらく海とはお別れではあります。山間部に入るとときどき畑っぽいのが見えるのですが、そこに白いものが見えてて、たぶん雪かなと思います。九州といえど、雪は降るんですね。



その後しばらくしてまた海が見えたところで別府駅に到着となりました。思いの外あっけなかったです。で、別府駅で降りたのは他でもなく、旅の目的のもうひとつである温泉のためです。今回は別府駅前にある高等温泉にてひとっ風呂浴びようと思います。こちらはぬる湯とあつ湯という2種類があるみたいです。僕はあつ湯というのを選択。後ろにお兄さんがいたのですが、こちらはぬる湯を選んでました。その結果、湯船を独り占めできちゃいました。やはり平日の昼間ということで、空いてて良かったですわ。あつ湯と言いつつも温度は快適でしたし、言うことなしですわ。



温泉から別府駅へ帰る途中、スーパーホテルの一角にクラフトビールの醸造所を見つけました…が、残念ながら今は営業時間外とのこと。今度別府で泊まることがあれば、スーパーホテルを選ぶことにしましょう。もれなく温泉にクラフトビールも付いてくるので。で、別府駅に戻ってきてから、次の電車まで時間があったので「べっぷ駅市場」なる場所を散策してから、駅のスーパーでビールを買ってきて、ホームに上ってから一杯いただきました。やっぱり湯上がりにはビールが美味いですな。



さっきの特急ソニックの車内にて今日の宿を宮崎に確保することができましたので、このあとは宮崎へと向かいます。宮崎行きの特急は大分駅始発になるため、まずは大分駅まで移動しますが、まあこの距離ですから普通電車・佐伯行きで十分でしょう。とは言え短い編成だったこともあって、車内は結構混雑していました。ドアべりに立って進みますが、一応左手には別府湾を眺めることができたのがよかったですね。



15分ほどで大分駅に到着となりました。この後は宮崎駅までの大移動になりますので、それに備えての買い出しをしてきます。まずは忘れちゃいけない宮崎までの自由席特急券を買ってきてから、駅構内の「豊後にわさき市場」を見てまいります。やはり大分県と言って外せないお酒のおつまみはから揚げやとり天です。「ポッポおじさんの大分からあげ」にて大分名物のとり天を購入。合わせて隣のコープでもとり天、さらにはお酒を色々買ってきました。これで準備万端です。



改札を通ってから駅のホームにやってきまして、少し待ってからやってきた次の特急にちりん宮崎空港行きに乗り込みます。こちらはかつて特急つばめとして運用されてた787系車両になります。相変わらずカッコいいフォルムをしてますわ。そもそもの移動需要が少ないこともあってか、自由席車両はガラガラなので良さげな席を確保したところで出発となります。



電車が動き出してから先ほど買ってきたとり天とビールをいただきます。やっぱり美味いですな。ビールが無くなったあとは大分らしい麦焼酎、宮崎らしい芋焼酎をソーダ割りしていただきました。やっぱ、鉄道旅行はお酒を飲んでもいいってのが良いですな。その後は景色を眺めながら過ごしておりました。特に今回は進行右手の窓の向こうから夕陽がまぶしく見えたのが印象的でしたね。臼杵駅を過ぎてから左手に海が見えるようになってていい感じだなあ…と思っておりました。


で、次の津久見駅を出るあたりまでは景色を堪能していたのですが、そこでこてっと寝てしまいまして、再び目を覚ますとあたりはすでに真っ暗になっておりました。で、次の停車駅が延岡駅となっておりまして、ここから通勤客がそれなりに乗り込んできて、車内は多少混雑してきました。ただ、ふだん体験している関西のラッシュとは全く比べ物にならないくらいの空き方ではありました。



その後は真っ暗な中をひたすら走り続け、宮崎駅に到着したところで特急を降りました。久しぶりに降り立った宮崎駅ですが、隣にアミュプラザができてて結構様変わりしていましたね。さて今回取ったホテルは駅からちょっと離れた繁華街に近いところです。で、駅前バスターミナルを見てみると、ちょうどこのあとそちら方面へ向かうバスが来るようなので、これに乗って今日のホテルまで無事到着することができました。ホテルに到着するや、今回もまた全国旅行支援の地域共通クーポンをもらうことができました。2000円分ということで、かなりオトクではあります。また明日の朝食という意味かと思うのですが、ホテル併設のコンビニで使える500円のクーポンももらえました。結構至れり尽くせりですわ。



ホテルにチェックインしてひと息ついたところでお腹も空いてきました。晩ご飯へとまいりましょう。今回は宮崎市内の歓楽街でもある橘通りをうろついて見つけた「たかさご」という居酒屋さんに来ました。こちら、ホテルでもらった地域共通クーポンが使えるお店だったのが決め手だったのですが、店内はいわゆる大衆酒場といった感じでいい雰囲気でした。しかも吉田類さんの色紙も貼ってあるので、間違いはなさそうです。そんなこちらでまずは生ビールで乾杯。ってか、今日はここまでさんざっぱら飲んできてるのですが。

今回こちらでいただいたのは、宮崎に来たら絶対外せない地鶏もも焼き、お店の名物煮込(元気の源)、地元佐土原ナスの揚げ出しになります。やっぱり地鶏のもも焼きは美味いですわ。ビールも進みますが、やっぱり宮崎に来たら芋焼酎もいいですね。特に冬場はお湯割りにすると一層いい感じです。他の品々も安定して美味く、地元サラリーマンの憩いの場って感じがぷんぷん匂ってくるいい居酒屋さんでした。


宮崎で飲んだあとの〆の一品と言えば、釜揚げうどんだそうです。そこで今夜は釜揚げうどんの有名店である「織田薪 本店」というお店に来ました。雑居ビルの奥まったところにあるお店ながら、店内はお客さんでいっぱい。さすがの人気店です。そんなこちらで釜揚げうどんをいただきました。うどんと言っても結構細麺ですが、タレに付けて食べる釜揚げスタイルだと飲んだ後の〆にもいいですね。


ただうどんだけでは物足りないかなあ…と思いながらホテルへ向かっている途中に見つけちゃいました。宮崎名物の肉巻きおにぎりのお店「にくまき本舗 一番街店」です。こちらで1つ買ってからホテルの戻ってきていただきました。この濃厚な感じも実にいいですね。今日は宮崎名物を結構いただいた感じでした。いやあ、いい晩ご飯になりましたわ。