10月に入り、明日からまた3連休になります。今回も例によって1日前に年休をくっつけて4連休にしちゃいました。今回の行き先は前回9月の連休で行けなかった西へ向かいます。今回は特に中国地方の道の駅めぐりをして行こうと思っていますが、少し足を伸ばして九州の道の駅も巡って見ようと思います。あわよくば道の駅だけじゃなくてつい先日開業したばかりの西九州新幹線や、鉄道の駅も見に行ってみようかな。それではどんな旅になりますか。お楽しみに。


それでは金曜日の朝、準備ができたところで出発します。ただ今日の天気は雨模様でイマイチではありますが、まあ車移動がメインだからいいかな。そんなわけでまずはうちの近所から阪神高速に乗って西へと向かいます。まあ朝の通勤ラッシュということもありまして、道路は結構混んでました。最初、阪神高速に乗ったときは対向車線が三宮へ向かうこともあり渋滞しまくってました。少し行ってから第二神明道路に入るとそこまでの渋滞はなく、結構快適に進んで行くことができるようにはなりましたが。


そして明石西ICを過ぎてから加古川バイパスに入ると、通行料金がいらないこともあってか、今度は上下線とも結構な混雑をしてました。しばらく渋滞にハマってから徐々に渋滞が解消されつつある中、姫路バイパスに入ります。出発して1時間ほど経ったこともあったので、姫路バイパスの別所PAで休憩を入れることにしました。こちらのPAにはレストランも併設されてまして、こちらで姫路の名物でもある「えきそば」をいただくことができますので、これをいただきました。やっぱ、毎度おなじみですが、この味はいいですな。


しっかり朝ご飯をいただいたところで移動を続けます。今回は中国地方の道の駅をめぐりつつの旅にするのですが、結構中国地方の道の駅って行きつくした感あり、のこりもわずかです。そんな道の駅を目指していくので、しばらくは移動に徹することになります。まずは姫路バイパスをそのまま進んで行ってから太子龍野バイパスへと進み、その後に国道2号線へと出てきました。その先で今回の旅での最初の給油をしてきました。


そしてそのすぐ先の龍野西ICから、この先は高速道路で一気に行こうと思います。山陽道に入ってすぐの播磨JCTから播磨道へと進みます。この播磨道は片側1車線の道路ではありますが、通行量が少なくてスイスイと進んで行くことができました。しばらく走った先の宍粟JCTからは中国道を広島方面に進み、しばらく先の佐用JCTからは鳥取道へと進んで行きます。


ただ鳥取道に入ったところで交通案内が出てまして、どうやらこの先の智頭ICから河原ICまでが工事のため通行止めとなっているようです。そんな情報を見てから少しで県境を越えて岡山県に突入しまして、その先の西粟倉ICを降りてすぐのところにある道の駅「あわくらんど」にて休憩を入れました。鳥取道は無料開放されているので、道の駅をPA代わりに使うように設計されてるみたいです。実際、以前訪問した道の駅の建物の先にはPAっぽいきれいなトイレも設置されてました。なるほど、これは便利です。


ふたたび鳥取道に戻って来てから、さらに先へ向かいます。少し行ったところで自動車専用道路の終了を表すサインが出てきました。どうやらこの先の志戸坂トンネルが鳥取自動車道と国道373号線で共用される区間なためのようです。なので速度を落としてトンネルを越えるとそこからは鳥取県に入り、さらに少し先でまた再び自動車専用道路が始まるようで、速度が回復できました。その後しばらく行った先の智頭ICで流出するようになってて、この後は並走する国道53号線へとう回することになりました。


この国道53号線は千代川に沿って進む道路となってます。雨が降ってるのがマイナスポイントですが、基本的に景色はいい感じですし、途中の市街地も少ないので結構スイスイ進んで行くことができました。20分ほどかかってから河原ICまでやってきまして、その後は再び鳥取道に戻ってくることができました。そして後はスイスイと進むことができ、道路もそのうちに山陰自動車道になりました。こちらも同様にスイスイ進むことができました。


しばらく走った後、浜村鹿野温泉ICを降りてすぐの道の駅「西いなば気楽里」にて休憩を入れました。こちら山陰道も無料開放なので、道の駅がPAとして使えるわけです。休憩施設ということと、最寄りに温泉があるので足湯がありましたが、新型コロナの影響もあってか足湯施設は使用できなかったみたいです。まあ今後、また再び使えるようになれたらいいな、とは思ってますが。


さらに山陰道を進んで行きます。このあたりも片側1車線の道路ではありますが、スイスイと進んで行くことができました。しばらく走った後のはわいICで高規格な道路とは一旦お別れになります。その先は国道9号線を走ることになりますが、意外と信号が少なくて軽快に進むことができました。さらにここに来て青空も見えてくるようになって、実に気分良く進むことができます。そして、しばらく行った先の大栄東伯ICから、再び高規格な道路になりました。


さらに走って行った先の琴浦船上山ICで高速を降りてから海の方にちょっと行ったところにある「香味徳 赤碕店」というお店に来ました。今回はこちらでお昼ご飯にしようと思います。と言いますのもこのお店、鳥取県中部のご当地グルメである牛骨ラーメンがいただけるお店なのです。そんなわけで今回はこちらで牛骨ラーメン定食というのをいただきました。牛骨ラーメンにコロッケとご飯が付いているセットになります。ちなみにこの牛骨ラーメンですが、スープがテールスープさながらな味になってて結構美味しいんです。今回の旅程にわざわざ組み込んだ甲斐がありました。ごちそうさまでした。


お腹が満たされたところで後半戦に行ってみましょう。国道9号線を少し西に行ったところで赤碕中山ICから再び山陰道へと入っていきます。少し行ったところで左手には大山が見えてくるはずなのですが、このあたりでは空は雲に覆われてて、そのお姿は全く見ることでかいないまま米子市に入って、さらにその先で今度は島根県安来市へと入っていくことになります。


このあたりの山陰道ですが、米子西ICから県境越えての東出雲IC間、さらには松江玉造ICから先が有料区間になってます。ただ逆にその区間外である松江市内は車線が増えてて、より走りやすくなってました。そして松江玉造ICの先の料金所を越えた先の宍道湖SAにて休憩を入れました。一応名前の通りに宍道湖を見ることはできたのですが、空には雲が多いので景色としてはもう少しって感じではありました。


休憩を終えてからさらに進んで行きます。しばらく行ったところの宍道JCTにて今度は松江道へと進んで行きます。三刀屋木次ICに料金所があって、ここまでが有料、この先が無料開放区間となっております。なので基本的にここから先も片側1車線ですし、トンネルが増えてくる区間になります。そんなトンネルを越えた先が広島県庄原市となりました。


そして県境を越えた後の高野ICを降りてすぐのところが今回の旅の最初の目的地である庄原市の道の駅「たかの」になっております。無料開放区間の高速道路のIC目の前という立地、駐車場も広く取られてる道の駅です。早速館内にて今日最初のスタンプをゲットいたしました。その後館内を見てると、やたらとリンゴの町であることをアピールしてましたので、やはり気になって地元産のリンゴをつかった「高野りんごサイダー」というのを買って飲んでみました。スッキリしてて程よい甘さのサイダーで美味しかったです。ここまでなかなか遠かったので、ホッとひと息付けた瞬間ではありました。


それでは次へ向かいます。ふたたび高野ICから松江道を進んで行きます。次の口和ICまでの間に松江道の最高地点というのを通過していきます。そういう影響もあるのか、片側1車線の道路は車が連なってました。そして次のICの手前に看板が出てて、道の駅がIC出てから3kmのところにあるそうです。3km離れてても一応PAとしては機能する、ってことなんですかね。なので僕も口和ICで降りてから指示に従って進んで行きました。


そして次の三次市の道の駅「ふぉレスト君田」に到着しました。こちらの道の駅ですが、名前の通りに周りは森に囲まれた静かな場所でした。しかもこちら、森の泉という名前の温泉施設も併設されてます。休憩施設としてはバッチリですな。あと休憩の終わりにトイレに行ってきたのですが、なんかこちらのトイレが話題になったそうです。専門学校の学生さんがデザインした建物がデザインコンペで最優秀作品を取ったのだとか。確かにちょっと変わった建物でしたが、中はいたって普通にトイレでした。


それでは次へ向かいます。道の駅の前の県道39号線を進んで行きます。さっきの道の駅は「ふぉれすと」ではあったのですが、結構この先は開けた感じでして、田んぼや民家などが結構あった感じです。途中で右折して県道62号線へと進みますが、景色としては同じような感じでした。しばらく走って行った後に国道54号線にぶつかりましたので、そこを左折して広島方面へと進みます。


交差点から少し行ったところが次の三次市の道の駅「ゆめランド布野」になります。国道54号線沿いということで駐車場は結構広めではありますが、止まってる車の数は少ない感じです。道の駅の建物の前には石と相撲取りっぽい人の石像がありました。なんか説明文を読むと、この両者には関係がないみたいですが、それぞれが紐づいている妖怪伝説があるみたいです。それに関係しているかはよくわからないですが、建物の入り口にはこのあたりで開催される神楽舞の前売り券情報とか出てました。結構いろいろ文化的なものがある町みたいですね。


さてこのあたりの道の駅も無事にクリアできました。次に未訪問の道の駅があるエリアまでは一気に移動していきましょう。道の駅の前の国道54号線を進んで行きます。徐々に天気も良くなってきてますが、そんな中で三次市の市街地に入っていき、三次ICから中国道に乗り、北九州方面へと進んで行きます。中国道は片側2車線の道路ではありますが、途中工事の関係で車線が減ってたところもありました。ただ概ねは2車線がキープされてて、しかも車の量も少ないため、スイスイ進むことができました。千代田JCTを越えた先の安佐SAにて休憩を入れてから先へと向かいます。


西日が正面に見えてくるようになってきた中、その先の広島北JCTをさらに中国道・北九州方面へと進んでいきます。車通りが相変わらず少ない中、さらに進んだ戸河内ICで今回は高速を降りました。そしてその先は国道191号線を進みます。その道中ですが、太田川に沿って進んでいく中、ところどころで旧可部線の橋脚を見ることができました。区間廃止になって結構立ちますが、まだその橋脚は残ってるのは意外でした。当時の終点駅名でもある三段峡ですが、その三段峡と呼ばれるエリアをひたすら進んで行った先に県境があって島根県へと再び戻ってきました。


県境を越えてからしばらく行った先に次の益田市の道の駅「匹見峡」があります。一応ここ、ネット上の情報によれば閉館時刻は18時半、今はちょうど18時なので間に合った…と思っていたのですが、どうにも灯りがついてないです。で、よくよく入口を見てみると営業時間が17時まで、って書いてありました…まさかネットの公式情報でガセネタをつかまされていたとは、ちょっとひどい話ですわ。うーむ。


とりあえず気を取り直して、さらに先へと進んでいきます。10分ほどで次の同じ益田市の道の駅「サンエイト美都」に到着しました。こちらも外は真っ暗ですが、館内から明かりが見えていまして、無事にまだ営業時間内でした。そんなこちらでまずはスタンプをゲット。そして館内を見て回ると、どうやら館内にお蕎麦屋さんがあるみたいですね。外にもノボリが出てましたが、このおそば「驛そば」というみたいです。何か鉄道の駅に関係があるんですかね。残念ながら今日はもう閉店後なので、また何かの機会があれば試してみたいです。


さてこの時点で今日の行軍は終わりにしようと思います。明日朝からさっき閉まってた「匹見峡」に行かないといけないため、今夜の宿はここ益田市のJR益田駅周辺で確保しました。そのため残りは宿に向かって移動していくだけとなります。とは言えこの後はこのまま国道191号線を進んで行けばいいだけです。小雨がぱらつく中、20分ほどで街の明かりが見えてきて、途中スーパーに寄り道してから、その後は益田駅のホテルまで無事に到達することができました。そんな今日の走行距離は545.2kmとなりました。


さて、ホテルでひと息ついてから晩ご飯に出かけます。今回のホテルが益田駅の裏側に当たる場所でして、あたりは住宅街となってたのですが、そんな中、ネット情報を頼りにやってきたのが「とだしん」というお店になります…ってか、情報なかったら見逃してたかも、このたたずまい。無事に店内に入ることができましたので、まずはいつも通りに生ビールで乾杯です。くー、やっぱりこの一杯が美味いね。


このお店、ネット情報によればお豆腐料理が多いとのことで、今回は海沿いの定番のお刺身(鯛)、自家製豆富、湯葉ギョーザを注文しました。最初に自家製豆富、続いてお刺身が来たので、お酒を日本酒にしていただきました。やはり豆腐が自慢なのか、普通に何もつけずとも美味しかったです。お刺身は言わずもがな。やっぱり美味しかったですね。で、最後に登場してきた湯葉ギョーザ。基本餃子は好きなのですが、これ、なかなか良かったです。皮が湯葉なので歯ごたえが違うんですよね。で、中の具のジューシーさを閉じ込めたまま離さない。かなり良かったです。ごちそうさまでした。