この週末は3連休になってます。なので例によって直前に1日休みをくっつけて4連休にしちゃいました。そんな4連休ですが、今回もまた道の駅を巡っていこうと思うのですが、今回は九州とか四国とかの道の駅をめぐりつつ、な旅行にしようと思ってました。ただこの週末の天気予報を見ていると、どうやら台風が接近してるらしく、九州や中国・四国地方といった西側は台風が直撃するかも、という予報になり、やむなく計画を中止することにしました。なので今回は東の方に向かって道の駅めぐりをしていこうと思います。果たしてどんな旅になりますやら、お楽しみに。


そんなわけで出発は金曜日の朝になります。準備ができたところでいざ出発となります。まず今日は阪神高速に乗って行きます。平日の朝ということもあって、高速に乗ってすぐ、対向車線がとにかく渋滞していました。そんな渋滞を横目にスイスイ進んでいくことができました。西宮ICあたりで対向車線の渋滞はなくなった中、その先の尼崎PAで休憩がてら朝ご飯にしました。こちらにてパンを買ってコーヒーとともにいただきます。


休憩を終えてから引き続き走っていきます。この先は大阪府、しかも大阪市という都心に向かっていきます。なのでこっちの車線も渋滞するのかなあ…という心配をしつつ進んでいき環状線に差し掛かるのですが、実際に環状線へ向かう車線が渋滞していたものの、僕はその先は13号・東大阪線へ向かうので渋滞を横目にスイスイ進むことができました。ちなみに環状線越えてからも対向車線はひたすら渋滞していたみたいです。そんな都心を意外と簡単に通り抜けてからは快適に走っていくことができました。


そして阪神高速から第二阪奈道路に入って、トンネルを抜けたら奈良県に入ります。奈良県に入った最初の出口である壱分ICで今回は高速を離れて、この後は国道168号線を南下します。こちらも対向車線がとにかく渋滞していました。まあこのあたりまで来たら車社会なんですね。通勤も車が当たり前だし、そもそも車線が1車線ずつしかないので、こうなるのも仕方ないことなんでしょうね。そんなことを考えつつ、車を進めていくと、徐々に街中から郊外へと風景が変わってまいりました。


そんな中、今日最初の訪問地である平群町の道の駅「大和路へぐり」に到着となりました。平日朝ではありますが、意外と駐車場が混雑してて人気っぷりが伺えます。こちらの道の駅の館内で出迎えてくれたのは立派な仏像…というかねぶたっぽいやつですかね。こちらは近くの信貴山の本堂に祀られてる毘沙門天王だそうで、表情が威圧感を与えてくる反面、カラーリングがちょっと派手な感じがします。そんな像に見守られながらスタンプをもらってきました。ちなみにこちら平群町の名産品はイチゴだそうで、そのブランドイチゴ「古都華」を使ったスイーツやソフトクリームなんかも売られてました。ま、とりあえず今のところはスルーして先へ向かいましょう。


この後も引き続き国道168号線を南下します。少しすると緑の多い景色になり、その先の交差点を左折し国道25号線へと入っていきます。ただこのあたりの国道25号線は片側1車線の道路となってまして、信号も多く進みは結構鈍いです。さらに沿線には法隆寺があり、その法隆寺の先で右折し西名阪道の法隆寺ICを通ってから、さらにその先でナビが左折を指示してからは緑豊かな景色の中を走っていくようになりました。奈良の場合って市街地は結構道が細くて車通りが多いところが多いのは、昔からの市街地のせいで開発がしにくいんだろうな、と思う反面、少し離れると畑ばかりが広がっているのが印象的でした。


そんな道路を駆け抜けて、国道24号線に到達しました。その到達点の少し南側にあるのが田原本町の道の駅「レスティ 唐古・鍵」になります。こちらの道の駅は比較的新しい建物となっており、入口にはゆるキャラがマスクをした状態で出迎えてくれました。まずはこちらでスタンプをもらってから建物の2階の展望スペースに行ってみますと、道路を挟んだ反対側に広がる唐古・鍵遺跡を一望することができました。奈良はもちろん歴史が古いので、こういった遺跡があちこちにあるわけでして、そういったものを一望できるのはやっぱりいいですね。特に今日は天気がいいので、景色としては申し分なしです。


それでは次へ向かいますが、国道24号線を少し戻ったところでガソリンを給油してから、さらに北上します。そして少し行ったところで右折します。そしたらこちらの道路は片側2車線の道路となってました。さっきまで走ってた国道168号線とか国道24号線とかはいずれも片側1車線だったのに…ただそんな道路も少し行けばまた元通りに片側1車線になっちゃいます。まあ、こんな感じが奈良県なんでしょうね。最終的に今度はこの道路が国道25号線になりました。


そして次にやってきたのが天理市の道の駅「なら歴史芸術文化村」となります。こちらもまた真新しい道の駅ですが、それもそのはず。今の時点、奈良県内で一番新しい道の駅となっております。建物はもちろん、売店というか農産物直売所もきれいですし、ホテルなんかも併設されています。さらにスタンプをもらうべく建物に入るとカラフルに彩られたキン肉マンがお出迎えしてくれました…なんだこれは。壁には今度はストリートファイターと橿原市とのコラボポスターが貼られてたり、となかなか見どころというか驚きどころの多い道の駅でした。そんなこちらでもスタンプをもらってから次へ向かうことにします。


このあとは県道51号線から国道169号線へと進みます。少しして桜井市に入りますが、このあたりでやたらと目につくのが三輪そうめんのお店の看板です。一応このあたりが三輪そうめんの本場ということなんでしょうね。そんなお店の看板の先には大きな鳥居があって、こちらは大神神社だそうです。さらにその先で左折して県道105号線経由で国道165号線へと入っていきます。しばらく進んでいくと、今度は長谷寺への入口が見えました。やはり奈良県、神社仏閣ももちろん多いです。


その先の宇陀市で今度は国道369号線へと進んで行きます。ここまで結構車通りが多かったのですが、こちらの国道に入ってからはその数はめっきり減りました。しかもあたりの景色も緑がほとんどで人の気配もあまりしないようになってしまいました。そんな道路をそのまま進んでいくと御杖村に入りました。カントリーサインよろしく例の「日本でもっとも美しい村」の看板が出ています。たしかにここまでの景色を見ても自然豊かな村なんだろうなあ、想像できます。実際その後もちょっとした集落があってから、その後もまた緑が多い場所でした。こういった日本の原風景的なのも「もっとも美しい村」な理由なんでしょうね。


そんな中をしばらく進んでいった先には御杖村の道の駅「伊勢本街道 御杖」がありました。結構な山の中にあることもあって、駐車場は空いていました。まあ平日昼間ですから、こんなもんでしょう。こちらの道の駅ですが、入口横には薪とかスウェーデントーチとかが売られてました。やっぱりキャンプ客とかが来ることが多い道の駅ってことなんでしょうか。さらには並びには温泉施設も併設されています。そんな温泉施設の入口に道の駅スタンプが設置されてましたので、こちらでもらってまりました。


ここの道の駅の前がちょうど交差点になってます。国道369号線と国道368号線、国道422号線になりますが、今回は国道368号線を松阪方面へ進むことにします。道の駅を出てすぐ、ものの2分としないうちに県境を越えて三重県に入りました。するととたんに道幅がかなり狭くなり、行き違いができないレベルの道が出てきました。県をまたぐだけでこれだけ変化が出てくるとは…しばらく走った先がJR名松線の終点・伊勢奥津駅ですがここはスルーしてから一瞬だけ線路に沿って進み、また山の中へと入っていきます。


トンネルを抜けた先には津市の道の駅「美杉」がありますので立ち寄りました。こちらはもちろん深い山の中にあるので、林業が盛んなのだと思います。館内には木工品のコーナーがかなり充実しておりました。そんn中でスタンプをゲットしてきましたが、こちらの道の駅には食堂が併設されています。なので今回はこちらでお昼ご飯をいただくことにしました。今回こちらでいただいたのはメニュー表の一番右にあった鴨ラーメン(味噌)です。しばらくして登場してきましたが、たぶんこの鴨ってのは地物なんですかね。鴨も味噌ラーメンもいい味だったので満足いたしました。


お腹もふくれたので、次へ向かいます。引き続き国道368号線を進んでいきますが、少し進んだところでやたらと大型車が進めない、って警告が出てきました。道幅が狭くなるんだろうなあ…と思ったら案の定やってきました、道幅が超細い道路が。まあ僕みたいな車ならなんとか通過できる道幅ではあるのですが、前にいたのが大型のトラック…途中で行き違いの車とか来たらさすがに無理だろう…と思うも意外とスイスイ進んでいってます。なんか慣れてるんですかね。最後の方になって、道を譲ってもらって先へ行くと、今度は対向にトラックが…なかなか大変な道でした。そんな道路を抜けてからは幅もしっかりある片側1車線の道路でして、さっきのに比べたら相当走りやすく感じました。そんな中で道の駅「茶倉駅」があるのですが、こちらは以前に訪問したことがあるので、スルーして先へ向かいます。


この後も国道368号線を進んで行きます。軽めの峠を越えるときに多気町に入りました。徐々に民家も見えてくるようになってきた中、今度は国道42号線に合流となりました。さらにその交差点のすぐ近くが伊勢道の勢和多気ICとなってます。そんな勢和多気ICから高速に乗ることにしました。乗ってすぐのJCTを今回は伊勢方面に進んで行きます。高速道路は車通りがほとんどなく、スイスイと駆け抜けることができました。しばらく進んで伊勢ICを通り越し伊勢二見鳥羽ラインへと進んでいきます。こちらでも道路はガラガラで軽快に走っていけました。ただしこちらは高速道路ではないので速度は控えめですが。


最終的には松下JCTから鳥羽ICへ抜けて、国道42号線に入りました。今回はこのあと鳥羽港から伊勢湾フェリーに乗っていこうと思っております。ただその前に色々お買い物がしたかったので、鳥羽駅や鳥羽港フェリーターミナルを通過して、その先にある地元のスーパーにやってまいりました。こちらにてちょっと小腹も空いてきたので、船の中で飲み食いするものとかを買い込んでから、再びフェリーターミナルに戻ってきました。こちらにて乗船手続きを済ませてから売店を見学し、出航時刻を待ちます。


20分ほどフェリーターミナル内をうろついたところで時間になったので車に戻ってから乗船となりました。車を止めてからは甲板に出てきたところであっけなく出航となりました。このライトな感じ、先月乗ってきた北海道航路とは違いますね。まず出航してから、さっき買ってきたお菓子とかパンをいただきます。そしてその後は甲板に出て周りの景色を楽しんできたわけですが、右にも左にも島が見えまくってました。このへんも北海道航路とは大違いです。しかも船のサイズも全然違い、こっちのほうがかなり小さいため、よく揺れた感じでした。そしてトドメは55分とあっけない航行時間。甲板で景色を見てたら、気分的にはあっという間に伊良湖港まで到着しちゃってました。


伊良湖港でフェリーを降りてすぐのところにフェリーターミナルがあるのですが、実はこちらも道の駅「伊良湖クリスタルポルト」でした。今回の旅が道の駅めぐりですから、もちろん立ち寄ったわけです。建物に入っていきなり歓迎してくれる看板があったものの、肝心のスタンプは…というと実はこちら、施設老朽化のため建物に改築が必要とのことで、道の駅としての機能はしていないようです。実際、張り紙があってここの道の駅のスタンプがなくても全駅制覇の認定はしてくれるとのことが書かれてました。まあそういうことなら仕方ないです。次へ向かいましょう。


この後は渥美半島の南側である国道42号線を進んで行きます。国道42号線って紀伊半島をぐるっとまわってる道路なのですが、実は鳥羽から伊良湖まで海上区間があって、その後は浜松まで続いている国道なのです。そんな国道42号線ですが、右手にはきれいな海を眺めながら移動ができました。この辺の景色も紀伊半島と変わらず、実に気分良くドライブできる道路となっております。


しばらく走って行った先が田原市の道の駅「あかばねロコステーション」となっております。建物の壁がオレンジ色っていうのが南国っぽく、さらにはすぐそこに海もあるので、夏に似合う道の駅となってます。館内に入ると大漁旗なんかが天井からかかってて、とにかく海のアピールが強いですね。実際館内にはサーファー向けのお店とかもあるので、夏にはそういった方が多く来られる道の駅かと思われます。そんな中ですが、僕としてはスタンプだけもらって次へ向かいます。


この後も引き続き国道42号線を進んで行きます。この先は海からはちょっと離れるみたいで、あたりは民家とかが多くなってきています。少し行ったところで国道を離れて田原市の中心部に向かっていきます。すると民家の数もより増えてきて、しかも下校途中の小学生の集団なんかも見ることができました。だんだんと街中に近づいている感じです。


そして次に来たのが田原市の道の駅「田原めっくんはうす」になります。到着してまずはスタンプをもらってから館内を巡ってみますと、結構大きな施設のようで農産物や名産品を扱ってたり、お食事どころもそれなりに備わっている道の駅でした。ただ今日は平日なのと夕方になってきたこともあって、飲食店はほぼ閉まってましたし、館内の人もまばらでした。さらにこちらには2階にテーブル付きの無料休憩所もありました。こちらでしっかり休憩させていただきましょう。


さて今日はこの後行けそうな道の駅がしばらくないので、今日の行軍はここまでにして宿を目指そうと思います。色々検討した結果、今日のお宿を三島市に設定しました。残りの距離はかなりありますが、まだ明るい時間だし、なんとかなるかな。そんなわけで移動再開です。まずは県道413号線経由で国道42号線に戻ってきました。しばらく行くと、豊橋市に入ります。市内はやはり車の数も増えてきますが、なんとか進み続けて細谷ICから国道23号線バイパスに入ることができました。


このバイパスに乗っちゃえば、あとはスイスイと進んで静岡県を横断することができます…が。実際はやはり平日夕方ということもあって、そう簡単には行きませんでした。この先の県境のあたりで渋滞が始まり、ノロノロの中で静岡県に突入となりました。しばらくは忍耐のドライブとなりましたが、道の駅「潮見坂」の先で車線が増えたところで渋滞が解消されました。ちょうど真後ろに夕焼けが見えてる中、夕陽に背中を押されるようにスピードが上がります。


ただこの後は浜松の市街地が待ってます。案の定、信号が多くなると車の進みが鈍くなってきました。あたりもすっかり真っ暗になった中、ひたすら耐え忍んで浜松の市街地を通過してから国道1号線バイパスに入ると、ふたたび順調に進むことができました。その後も信号でひっかかりつつ、バイパスになったら軽快に走って行きます。そして途中の掛川市の道の駅「掛川」にて休憩を入れます。こちらのスタンプはすでにゲット済みなので、純粋に休憩してから先へと進みます。


その後もバイパスにいながらも渋滞に巻き込まれたりしておりました。まあ平日とは言え週末の夜、帰宅ラッシュに思いっきりぶつかった感じなので、こればかりは致し方ないですね。ただ静岡市に入ってからは順調に流れ、道の駅「宇津ノ谷峠」は順調にスルー。その先もトラックが多くなる中、順調に進みます。途中の清水ICのあたりで信号が出てくるのですが、ここは難なく通過できました。その後は富士市は一気に駆け抜けて、沼津市では信号にやたら引っかかりつつもなんとか通過し、夜10時前になんとか三島駅近くのホテルまでたどり着くことができました。そんな今日の走行距離は423.2kmとなりました。


ホテルにたどり着いたところで晩ご飯にします。とりあえずホテルを出てみたものの、こちらがわ三島駅の北口側にはほぼお店はなく、繁華街は南口側のようです。でもって南口へ行こうと思うも連絡通路みたいなのはなく、とはいえう回して行こうにも結構な距離を歩かないといけないため、やむなく入場券を買ってから駅構内を通過して南口へと出てきました。なんかちょっと不便ですわ…


そんな南口の先にあった繁華街をめぐって行った中、今回は「創作料理ゆうが 三島店」というお店に来ました。こちらにて、まずは生ビールで乾杯です。今日もめいっぱい走ったので、ビールがうまいのです。その後は地魚五種盛り、三島コロッケ、桜海老の大判かき揚げをいただきました。地魚五種盛りにはそれぞれお魚のお名前も書いてありました。あじ…は知ってる。へ鯛?でんでん?ホウボウ?メイチ鯛?ウメイロ??名前のわからん魚ばかりですが、お刺身は美味しかったですね。あとはここ三島の名物でもあるコロッケも美味しかったです。お酒も途中から日本酒もいただきました。いやあ、やっぱり旅先の一献はいいですな。ごちそうさまでした。なお食事を終えてからは酔い覚ましもかねて、遠回りして北口のホテルまで帰ってきました。