つい先週ですが、例年より早めに関西では梅雨が明けました。それに合わせたわけではないのですが、先週うちの車のタイヤ交換をしてまいりました。梅雨どきにお出かけできないストレスがぼちぼち溜まっていることと、この週末の天気がまずまず良さそうなこともありまして、この週末はドライブしようと思い立ちました。さらにネットサーフィンで手に入れた情報として、今って県民割とかいう旅行支援の割引があるみたいで、それが7月中頃までとのことです。これは使わないとソンだなと思います。そんなわけで今回の旅の目的地はお隣の県、しかもせっかくなら橋を渡って四国の徳島県か香川県を目指そうと思います。果たしてどんな旅になりますか、お楽しみに。


そんなわけで土曜日の朝に出発となります。準備してから出発しましたが、すぐに給油サインが出てきたので、橋を渡る前に塩屋でガソリンを給油してきました。そのまま進んでからの先にある垂水ICから高速に乗ります。IC過ぎてすぐにトンネルを通ってから明石海峡大橋をわたり、渡ったすぐ先の淡路SAにて毎度おなじみとなった休憩を入れました。今日はやはり行楽日和なのか、いつもどおりに淡路SAは混雑してました。いつも通りに明石海峡大橋を見てから、フードコートで朝ご飯をいただきます。今日のメニューは淡路産釜揚げしらす丼セットでした。しらすは淡路産、わかめは鳴門産らしいです。いずれもなかなか美味しかったですし、出発してすぐにもう旅行気分に入ることもできました。


さてこの後は淡路島を突っ切って四国へ向かおうと思ってるのですが、せっかくなので淡路島の道の駅も巡っておきたいと思います。近畿地区の道の駅スタンプ帳をGW前に新しく買ったので、そのスタンプを押さないといけませんので。そんなわけで、淡路SA併設の淡路ICで高速道路を降りてから明石海峡大橋を眺める方向に戻って行ったところの道の駅「あわじ」へとやってまいりました。まずはこちらにてスタンプをゲットしますが、同時に「あわじ旅すごろくスタンプラリー」なるものを見つけましたので、こちらもスタンプをもらいます。ま、全部は回れないでしょうけど、行けるところだけでも行ってみましょうか。その後、ポケモンマンホールを見てから明石海峡大橋を望む広場へとやってきました。いい天気なのでかなり景色としては良かったですね。対岸の神戸や明石もくっきりきれいに見えました。


それでは次へ向かいます。まずは海沿いの県道31号線を進み、岩屋港を越えてからは国道28号線になります。この切り替わりで道路状態がきれいになりました。まあ淡路島を縦貫する主要国道ですからね。少し行くと緑が多くなりますが、こちらは淡路夢舞台です。立派な公園ですが、今回はその横をスルーして先へ。さらには淡路島産のクラフトビール、あわぢびーるの看板も見ながら車を進めていきます。


そして程なくして次の道の駅「東浦ターミナルパーク」に到着いたしました。まずは恒例のスタンプをゲットしてから道の駅の建物を見て回ります。今回の旅ですが、もう一つのネタがありまして、実は近々うちの妹の誕生日を迎えることから、そのお祝い品を見繕うと思ってます。淡路島にやってきたので、やはり気になるのは名産品の玉ねぎを使った品、ということで玉ねぎのタレみたいなやつを見つけたので買ってみました。あとはキーホルダーみたいなやつも面白そうなのがあったので買ってみました。喜んでもらえるでしょうか。


淡路島の道の駅は北部に2つ、南部に2つ。その間が結構離れているので、この後は高速道路を使って一気に移動したいと思います。「東浦ターミナルパーク」から国道を離れて少し行ったところが東浦ICですので、ここから神戸淡路鳴門道に乗ります。遠く前方に雲が見えてる中ですが、基本はいい天気なのと車通りがほとんどないこともあって、スイスイ駆け抜けることができました。そして西淡三原ICで降りてから、田んぼが広がるのどかな道路を経由して再び国道28号線へと戻ってきました。


その国道28号線を進んだ先が次の道の駅「福良」に到着しました。相変わらずこちらも人気の道の駅なので、駐車場がちょっと遠くになっちゃいましたが、どうにか止めて道の駅の建物へと来ました。まずはこちらでいつものスタンプをゲットします。そしてこちらの道の駅なのですが、うずしお観光船の乗り場が併設されています。そこに渦潮情報がでてますが、今日のうずしお観測期待値◎とかありました。裏手に出て海を見てもいい感じの天気になってますので、このあと見ることができますかね。


そんな期待を持ちながら、県道25号線、県道237号線と進んで、道の駅「うずしお」まで来ました。ここは駐車場が小さいのでいつも混雑してますが、今回は無理からに道の駅手前の駐車場まで行き、しばらく待ってなんとか駐車することができました。で、入り口にいくと今日のうずしおの見頃時間ってのがありまして、あと40分ほどで最強の状態になるとのことです。そんなわけで道の駅裏手の展望台まで行ってみました。結構な場所まで近づくことができて驚いてますし、肝心のうずしおってのは大鳴門橋の橋げたの影になっちゃってて、ちょっと分かりづらかったかな。でもまあ一応は見ることできたし、空の青と海の青がきれいだったし、満足できたかな。


それでは車に戻ってきて次へ向かいます。県道237号線、県道25号線を戻ったところが淡路島南ICとなってますので、ここからまた神戸淡路鳴門道へと進みます。高速に合流してすぐ、さっき下から見てた大鳴門橋を渡り、いよいよ四国は徳島県鳴門市に上陸となりました。このあたりでちょっとポツポツと雨が降ってきましたが、まあ青空も見えるいわゆる天気雨ですかね。そんな中、今回はまずは鳴門ICで高速を降りて国道11号線を徳島方面へと進んでいきました。


そして少し行ったところには新しくできた鳴門市の道の駅「くるくる なると」がありました。もちろん今回が初訪問となっておりますので、立ち寄りました。できたばかりということと、国道11号線沿いというアクセスの良さもあって、駐車場はかなり混雑してまして、なんとか止めてから建物へ向かうと、輪切りのさつまいも…というか金時芋がお出迎えしてくれました。館内入ってますはスタンプをいただきます。僕も持ってるスタンプ帳には欄がないので予備欄に押させていただきました。さらにこちらは物産コーナーがとにかく充実してて、四国4県の色々な品が販売されていました。その中からいくつか見繕って、お土産用に購入いたしました。四国旅行の帰りがけに寄るのに最適な立地、最適な道の駅って感じでした。


この後はお昼ご飯にしようと思います。国道11号線を進むと徳島市に入りましたので、やっぱり名物をいただこうと思っております。吉野川を渡ってすぐのところを左折してやってきたのは徳島ラーメンの名店「巽屋」になります。ただいま昼の2時ということで少し遅めだったこともあって、空いていました。こちらにて徳島ラーメンと言えば、な頼み方である「肉玉大」とライスをいただきました。この独特なとんこつ醤油味がやっぱりいいですね。上に乗ったばら肉に生卵をからめてご飯とともにいただくのもたまりませんでした。満足のお昼ご飯であります。ごちそうさまでした。


食事を終えたあとですが、車内で飲むものがないこともあって、近所のスーパーに立ち寄ります。お茶とともに徳島らしいもの、ということで半田そうめんを買いました。地元のスーパーらしく何社か扱ってたので、食べ比べできるようにそれぞれを買います。夏にはこのそうめんがいいんですよね。そんな買い物を済ませてからさらに移動していきますが、このさきは県道29号線を進んでいきます。比較的工場があったり住宅があったりなところをナビにまかせて進んでいくと、そのうちに国道55号線へと入りました。


しばらくすると阿南市に入りまして、さらにその先には次の阿南市の道の駅「公方の郷なかがわ」へとやってまいりました。こちらも初めて訪問する道の駅となっております。建物の前にはパネルやモニュメントがあて、そこには「89番札所・野球寺」とありました。その横に阿南市出身の野球選手の手形というのがあったのですが、オリックスの「ラオウ」こと杉本選手の手形がありました。へえ、ラオウって阿南市の出身だったんだ。ここ数年で一気に活躍が目立つようになってきたラオウ。ファンとしても嬉しいかぎりです。そんなこちらの道の駅にてスタンプをもらってから次へと向かいました。


このあとは引き続き国道55号線を進んで行きます。車線も多いのに加えて車の数が少ないので、とにかくスイスイ進めて気持ちがいいです。しばらくしてから県道286号線経由で国道195号線へと入ります。こちらは片側1車線の道路になっております。ポツポツと雨粒がフロントガラスにぶつかってくる中、ひたすら移動します。その道中には那賀町の道の駅「わじき」や四国八十八ヶ所巡りの22番札所・太龍寺に向かうロープウェイ乗り場でもある道の駅「鷲の里」もありますが、こちらいずれも訪問済みなので、今回はスルーして先へと進みます。


そんな「鷲の里」を過ぎてからものどかな道路をひたすら進んで行きます。10分ほど走ったところで、さっきまでの雨が結構本格化してきました。ただこの雨もほどなくして止んだので、ちょっと助かりました。そしてその先で道の駅「もみじ川温泉」がありましたので、立ち寄りました。こちらの道の駅ですが、名前通りに温泉があるのですが、裏手の那賀川も結構大きい上に川辺には木々が多いことから、秋になったらこれらの木々が色づくとなると見事な景色になりそうな気がしています。そんな中、ここでスタンプを押せたことで、徳島県内の道の駅はコンプリートとなりました。徳島県内の道の駅って意外と分散していて結構時間がかかった印象でした。


さてこの後ですが、道の駅めぐりはもう時間的にも厳しいので、宿を決めます。今日のお宿は県民割ってのが使える場所がいいな、ってこともあり、いつもならここから狙う高知県ではなく、兵庫県のお隣の香川県は丸亀市に宿を確保しました。ホテル代が半額ってのがうれしい限りです。そんなわけであとは丸亀目指して走ってまいります。まずは引き続き国道195号線を進みます。一応片側1車線でセンターラインのある道路ですが、周囲は山の中だったり時折集落があったりといった中、スイスイと進んで行くことができました。


その後に分岐があって国道193号線・土須峠方面へと進みます。ちょうどその直前にすれ違った選挙カー。こんな山の中で大変なことだと思いつつ、すれ違って行きます。最初は引き続き川に沿った道路を進んで行くのですが、徐々に道幅が狭くなり、センターラインが無くなって…ついにはすれ違うのに苦労するぐらいの道幅になっちゃいました。途中にあったトンネルももちろんすれ違うことができないくらいの狭さでしたし…ま、四国の真ん中らへんを通るときには主要国道以外はこんなもんですから、仕方ないですね。ただそんな道路をひーこら言いながらたどり着いたところは結構な標高のところでして、そこからの眺めは見事ではありましたね。


その後、ひたすらまた狭い峠道をえっこらえっこらと降りてきました。徐々に民家の気配が出てくるようになったところで、国道439号線と合流しました。まずはひと安心…と思ったのもつかの間。また分岐が出てきてから国道193号線・山川方面へと向かったのですが、こちらもすぐにすれ違い困難なレベルの細い山道に変化しました。しばらくして峠の上で吉野川市に入ったのですが、その先はやっぱり景色が見事でした。そのうちに徐々に家が増えてきて街が見えてきたところで国道192号線へと入っていきました。ここまで来たら安心しましたわ。


国道192号線を三好市方面に少し進みます。ちょうど西日が正面に見えてきてまぶしいです。そして穴吹あたりで吉野川を渡り、対岸の県道12号線を進みます。少し行ったところが道の駅「藍ランドうだつ」があります。結構な激しい道路ばかりだったので、ここで一旦休憩を取ることにしました。せっかくなので道の駅の建物を越えた先にある、いわゆる「うだつの街並み」というのを見に行ってきました。徐々に暗くなってきてる中、小さい明かりが街並みをともしているってのが風情があって良かったですね。


休憩を終えてからはラストスパートになります。県道12号線から国道438号線でまた山を越えます。ただこちら、結構主要な道路っぽく、センターラインのある道路な上に県境にはきれいなトンネルがありました。そんなわけで無事にトンネルを抜けて香川県まんのう町に入ることができました。入ってすぐの道の駅「ことなみ」もスルーして徐々に麓に降りてきますが、今度は正面に夕焼けがチラッと見えてくるようになりました。今日は途中少しだけ雨に降られましたが、総じていい天気でした。そんな中、徐々に丸亀の市街地に入って行って、ついには駅前のホテルに無事到着となりました。そんな今日の移動距離は324.4kmとなりました。


まずはホテルをチェックインしました。が、今回は県民割ってのが適用されてまして、そもそもの宿代自体が割引になった結果2000円ちょっとでした。それに加えて2000円分の「新かがわ割クーポン」ってのがもらえました。…ってか、単純計算すると、ほぼタダで泊まれてる計算になるじゃん。なんだこの大盤振る舞いは…うれしい限りですけど。


そんなホクホク顔の中、やっぱり丸亀に来たのなら、晩ご飯はここで決まりです、「一鶴 丸亀本店」。幸い遅かったためか先客も少なくて、あっという間に席につくことができました、ラッキー。まずは一鶴恒例の生ビール・大ジョッキで乾杯。この飲みごたえ、たまりません。そして名物・骨付鶏はおやどり、ひなどりをそれぞれいただきました。おやどりの味わい、ひなどりの柔らかさ。そしてそれに絡まるタレがビールをとにかく進めてくれます。いやあ、今日も美味かったです。


一鶴で〆を食べなかったのは、十分満たされたなって思ってたからなのですが、帰りがけに丸亀駅構内のコンビニに寄ったのですが、そこで見つけたのが「いりこだし香る ぶっかけさぬきうどん」。こんなん神戸で見たことないですよ…って、さすがはうどん県。コンビニでこの手のが売ってるってのが実際にうどん県民にも認められてる証拠なのでしょうね。うどんくらいなら食べられるかなってので、買ってからホテルに戻りました。そしていただいたわけですが、なるほどうどん県民も納得できる味なんだ。やるな、セブンイレブン。