この週末ですが、ちょっと旅に出ることにしました。と言いますのもわたくし、今月末をもって誕生日を迎え50歳の大台に乗っちゃうことになります。すなわちこの週末が僕にとって40代最後の週末なのです。一泊二日で帰って来れる範囲でお出かけするのですが、とりあえず今回の目的地を松山・道後温泉に設定し、宿も確保いたしました。ただこの週末も引き続き日本各地に「まん延防止等重点措置」が出ているので、今宵の一献もまたホテルで…なのかな。ま、それはそれで楽しんでいきましょか。それでは今回はどんな旅になりますか、お楽しみに。
そんなわけで天気のいい朝、神戸の自宅からスタートとなります。まずは明石海峡大橋を渡るのですが、今回はちょっとだけ気分を変えて、すぐに阪神高速に乗るのではなく、下道をひたすら走ってから垂水ICまでやってきました。ここから高速に乗れば、料金所を越えてトンネルを抜けた先に明石海峡大橋がある、っていう算段です。そんなわけであっけなく橋に到着。この橋をあっけなく渡って淡路島に上陸となりました。
そして淡路島に入ってすぐの淡路SAにて、いつも通りに休憩を入れます。今日は天気はいいのですが、ちょっとガスがかかってる感じで、対岸の神戸市も須磨あたりまでしか見えなかったです。そんな景色を堪能してから、これまたいつも通りに淡路SAで朝ご飯をいただきます。今回は併設のパン屋さんにて、淡路のタマネギを使ったピザとナンを購入していただきました。いずれもなかなか美味しかったですし、一応は淡路島の名産品を食べたので、旅気分が始まったって感じですな。
休憩を終えてから、再始動となります。いつも通りに神戸淡路鳴門道の高速道路をひたすら走って行くことになります。緑の多いエリアとか、右手に海が見えるエリアとかを色々走って行きます。30分ほどで島を通過し大鳴門橋を過ぎればいよいよ四国は徳島県鳴門市に入りました。橋と高速道路のおかげで、本当に近いですよね、四国。
とりあえず四国に入れたところで一ヶ所寄っておきたい場所がありますので、板野ICで高速をおりました。そして県道12号線を鳴門方面へ少し戻ったところにあるのが、四国八十八ヶ所札所の一番札所・霊山寺になります。思い返せば40代で2回、四国八十八ヶ所めぐりしたんですよね。1回目は順打ち、2回目は逆打ち。そんなある意味思い出の地で今回の旅の安全をお願いしておきました。ただ今回の旅は四国八十八ヶ所めぐりではありませんので、あしからず。
その霊山寺から県道12号線を板野ICまで戻ってきてから左折して県道1号線を進みます。その途中に新しくできた道の駅「いたの」がありますので、こちらに訪問いたしました。こちら四国の道の駅で88番目に登録されたことをやたらアピールしてました。四国にとって88って意味ある数字ですからね。建物自体もきれいですし、館内にはいろいろなモノが売ってましたし、足湯も併設されています。そんなこちらの道の駅で今回は徳島っぽいものということで、フィッシュカツとすだちのジュースを購入しました。今夜の晩ご飯に食べ飲みしようかな。
さてそろそろお昼どきと言うこともあるので、ご飯にしますが、この道の駅から車で10分ほどのところにある「支那そば 王王軒本店」に来ました。こちら、徳島ラーメンの名店ということで前々から気になっていたお店だったのですが、ようやく訪問がかないました。幸い、席がまだ開いてたのでスムーズに入店することができまして、こちらで徳島ラーメン的な定番の「肉玉大」、それとご飯をいただきました。やっぱり噂通り、美味しいラーメンでした。ごちそうさまでした。
それではこの後は、今朝決めた松山に向けて、のんびりドライブしていこうと思います。まずはラーメン屋さんの少し先で吉野川を渡ってから、その河川敷沿いにある県道15号線を走っていくことにしました。右手に吉野川を眺めつつ、いい天気の中、車を進めて行きます。いい感じのドライブ日和です。しばらく走って吉野川市に入ったところでこの通りは終わるので、今度は国道192号線を進みます。こちらは比較的市街地の中を進んで行くことになります。
市街地が無くなってから美馬市、そしてつるぎ町へと進みます。美馬市から先はまた時折吉野川が右手に見える中、進んで行くことになります。そしてその先にあるつるぎ町の道の駅「貞光ゆうゆう館」にて休憩をしました。ここの展望塔から見る吉野川はなかなか見事でした。で、道の駅にも展示がありましたが、このあたりの名産品は半田そうめん。ということで、それををゲットすべく近所の貞光駅近くのスーパー立ち寄りました。まあ、この手のものは地元のご当地スーパーが安いので助かります。そんなわけでこちらでしこたま買ってきてから、先へと進みます。
ふたたび国道192号線へと戻ってきまして、さらに西へと走っていきます。しばらくは半田そうめんの工場や直売所が並ぶエリアになってますが、その後は東みよし町、そして三好市へと入っていきました。そのうちに徳島道の井川池田ICがあって、国道32号線と合流します。少しだけ一緒に走ってから国道32号線と離れ、今回は松山方面へと進みます。その先ですが、道端にところどころ雪が見える中、あたりがめっきり寂しくなってきまして、その後境目トンネルを抜けた先が愛媛県四国中央市となっておりました。なんか思っていたよりかなり楽に県境越えできました。
県境を越えてから、高速の高架をくぐったり、やたらと酒蔵・梅錦の看板が目に入るようになってきました。そのうちに市街地に入って国道11号線バイパスへと進みます。あとはこの国道を進めば松山まで着けるはずです。そんなことを考えつつ、少し行った先にあったご当地スーパーにやってきました。こちらでも何か買おうか、と思って見回した結果、先ほど来、やたらとアピールしてきた梅錦を一本買いました。今夜はこれを飲みつつお刺身をつつく、って行きたいですね。
スーパーを出てから国道11号線を進みますが、2車線のバイパスもあっけなく終わり、ここからはひたすら片側1車線で進むことになります。ただこれが、進みが鈍いんですよね…なので今回はその先にあった土居ICから高速に乗って進むことにしました。やはり高速道路は快適ですし、しかもガラガラに空いています。そんな道路でおとなり新居浜ICまでやってきたところで高速を降りました。今日ここまで来たのも何かの縁ですから、愛媛県内でまだ行ってない道の駅に寄り道しようと思っているからです。
そんなわけで新居浜ICから山の方へ進むこと10分。やってきたのは新居浜市の道の駅「マイントピア別子」に到着しました。出迎えてくれた建物が結構立派で、入って右手にいきなりチケット売り場みたいなのがありました。なんでもこちら、昔の鉱山跡を利用した、いろいろな施設が併設されてるテーマパーク的な場所のようです。鉱山鉄道とか砂金採り、あと温泉も併設されています。ただ今回はそこまで深入りしている時間もなかったので、スタンプだけ押して次へ行くことにしました。
再び新居浜ICに戻って来てから高速に乗って先へ向かいますが、すぐ次の石鎚山SAに来ました。ここのハイウェイオアシスが次に来た道の駅「小松オアシス」になってます。こちらは四国最高峰の石鎚山のふもとにあるってことから、アウトドアなんかも盛んな場所でして、その結果この建物自体がほぼアウトドア用品メーカーmont-bellのお店でもありました。そんなお店の入り口に道の駅スタンプがあったのでゲット。あとはお店に入ってキャンプ用品とか眺めて色々目の保養をさせていただきました。ちなみにこちら、そこそこ標高高いので、瀬戸内海なんかも見ることができました。
そのまま松山道に戻ってきまして、そのすぐ先のいよ小松JCTから、しまなみ海道方面の今治小松道を進みます。しばらく走って高速の終点である今治湯ノ浦ICを降りてすぐのところが次の今治市の道の駅「今治湯ノ浦温泉」になります。こちらの道の駅ですが、やはり温泉というだけあって、温泉スタンドもあります。さらにはこの先のしまなみ海道をアピールする看板とかも多くありました。そんな中でいつも通りにスタンプをゲットしてきました。で、時刻は午後4時半。この後行けそうな道の駅ももうないので、今日の道の駅めぐりはこれまでにします。
それではこの後は松山市道後温泉の宿を目指していきます。まずは国道196号線を戻って西条市東予に入ってから、右折し県道48号線へと進みます。このあたりは結構ロードサイドショップが多かったので、大き目の地元スーパーに立ち寄りました。そしたらこちらで、瀬戸内海で育った鯛と鰤のお刺身をゲットできました。こいつは今日のメインだな。ホクホク顔で車に戻り、さらに先を目指します。県道48号線から国道11号線へと出て、いわゆる桜三里という場所を通過します。ちょうど正面に夕陽がきれいに見えてていい感じでした。
東温市に入ってからしばらく行ったところで車線が増えて、市街地の様相を呈してきました。そんな中で見つけた大きなスーパーにも寄り道しまして、追加でいろいろ購入してから、あとはひたすら国道11号線を進んで松山市へ。そして県道40号線を進んで行き、四国八十八ヶ所の51番札所・石手寺の前を通って、無事に道後温泉まで到着することができました。そんな今日の走行距離は351.4kmとなりました。
無事にチェックインしてから、ちょっと道後温泉をお散歩してきました。道後温泉駅からアーケードを練り歩いて。で、道後温泉本館はリニューアル真っ最中でして、アーケード街からだとまったく雰囲気が異なって見えてました。裏にまわるとかろうじてそれっぽさが見えました。まだまだリニューアル完了まで時間がかかるのは仕方ないですね。あと道後温泉の横にはおなじみ道後ビールがありました。ここで飲みたい気持ちは抑えて、帰りがけの酒屋さんで買っておきました。これで晩酌にしましょうか。
お散歩から宿に戻ってきまして、続いてはお待ちかねの温泉タイムです。こちらのお宿は大浴場がありますが、もちろん道後温泉のお湯をひいているとのことです。しかも先客が1人しかいない湯舟。しっかりゆったり温泉を堪能することができました。
そしていよいよ晩ご飯タイムです。今回も途中で買ってきた品々で一献しています。まずビールはさっき買ってきたばかりの道後ビールのケルシュからいただきました。“湯上りビール”と名乗ってるだけあって、お風呂の後にはとにかく美味かったです。その後、じゃこ天とフィッシュカツ、鯛と鰤のお刺身とともにビールをいただきました。その後お酒は日本酒、さらにはポンジュースの炭酸のやつを焼酎で割ったのもいただきました。そして〆の一品は松山のご当地グルメである三津浜焼きになります。なんだかんだでなかなかいい感じの晩ご飯になりました。松山のきれいな夜景を眺めつつ、楽しく部屋でのひとときを過ごすことができました。