おはようございます。今朝の釧路も雲ひとつない、いい天気の空となりました。ただ天気予報によれば今日は夕方から雪になるとのことですので、車の運転には特に気をつけていかなければ、と思っております。そんなわけで今日も行動開始となります。今回のホテルには朝食サービスはあるのですが、やはり釧路の朝と言ったら和商市場の勝手丼かな、と思ってチェックアウト後すぐにやってきました。まずは勝手丼のシステムをOさんに説明してから市場内を散策…といいつつ佐藤商店というお店へ。こちらにはなんとホッケのお刺身というのがありました。今回のたびにあたり、Oさんからのリクエストでホッケの刺身が食べたい、というのがありました。いろいろ調べて厳しいんじゃないかなあ…と思ってたのですが、まさかここで出会えるとは。そんなわけで朝から贅沢に海鮮丼をいただきました。

 

 

それではお腹もふくれたところで今日も行動開始です。今日はベタですが釧路湿原から弟子屈町方面をめぐっていくことにします。和商市場を出てから釧路の観光スポットである幣舞橋を通ってから国道44号線に出てきました。とりあえず人間のお腹を満たしたので、車にもご飯をと思って、国道沿いにあるガソリンスタンドに寄ったわけです。するとここでもOさんの無線に反応あり。今回の旅での2人目の交信となりました。意外といるもんですね。給油後も交信は続いているみたいですが、僕としては先へ向かわないといけないので、車を動かしていきます。国道391号線を弟子屈方面へ向かうのですが、その交信先のかたはこの通り沿い、遠矢駅のあたりに住んでいる方だそうです。そんな場所を通り過ぎて、さらに先へと向かいます。

 

そしてやってきた観光スポットその1はベタですが釧路湿原の細岡ビジターズラウンジになります。まずはこちらで釧路湿原についての基礎をお勉強していただきます。そしてその足で外に出てから、近くにある細岡展望台へとやっていました。こちらで釧路湿原を一望するわけですが、昨日に比べて見える範囲も広くてさらに明るくて天気もいいわけで、最高の景色を見ることができました。見た感じ、冬が終わってこのあと春になるかな、といったタイミングでして、一面茶色い草の色が目立ったのと、そして北海道っぽくとにかく空が大きかったです。いやあ、これはすごい景色でした。

 

 

細岡ビジターズラウンジのあとに続いてやって来たのはJR茅沼駅になります。こちらでは冬になると丹頂鶴がホームの前にやって来てくれます…ってか、向かいの家が餌付けしているからですけど。そんなわけで駅のホームから正面の線路を見てもいないなあ…と思って左を見ると、まあ目の前に丹頂鶴がいるわいるわ。こんなに線路のすぐ近くまで来ているのですが、幸か不幸か列車はほとんど通らない路線ということで、問題はないみたいです。ってか、昨日も丹頂鶴を見てきましたが、ここまで近づける場所ってのはやっぱりすごいです。

 

その後国道391号線に戻ってきまして、しばらく行った先の標茶町にてセイコーマートがあったのでお買い物に寄り道。それから道道13号線をひたすら進んでいきます。その道中、急にOさんが声を上げたので見てみると、そこにはキタキツネがちょろちょろしてました。せっかくなので車を止めて記念撮影してきました。この先はキタキツネとの遭遇率もアップしそうです。やってきたのは標茶町のビュースポットである多和平になります。周りには結構雪も残っていたので、展望台までの道のりも大変でしたが、展望台の上から見える景色は相変わらずの絶景でした。ただ風が強くてかなり寒かったですが。Oさんここでも無線交信を試みてましたが、まあこの先は道内でも屈指の閑散地帯だから難しいでしょうね。

 

 

多和平から先へ進んで行くと、道路脇にまたまたキタキツネを発見。喜んで撮影して先にいこうとすると、あと10mほどで道道に合流できる場所が雪のため通れず。結局引き返すことになりました。まあキタキツネが見れたから良しとしましょうか。結局引き返してもとの道道1040号線に戻ってきてから弟子屈方向へ向かいます。その先でもキタキツネはあちこちで見ることができました。ってか、結構今回は多めに出現してきてくれてますね。Oさんへのサービスですかね。

 

そして弟子屈町に入ってから、やってきたのは道東観光の定番スポットである摩周湖・摩周第一展望台になります。この先に続く道路は冬季は通行止めとのこと。ちょっと予定が狂ったなあ…ただ今回第一展望台の駐車代はこんな状況なのでタダだったのでちょっとラッキーでした。で、ここから見える摩周湖なのですが、景色は霧もなく今日も絶好調。特に湖面が凍る摩周湖は初めてまともに見ることができました。ってか、また婚期が遠のく…

 

そろそろお腹も空いたので、弟子屈町の市街地に降りて来たところでお昼ご飯にします。いろいろお店が立ち並ぶ中、Oさんがそばが食べたいというのもあって、初訪問の「そば処 福住 弟子屈店」に来ました。こちらで僕はあまりに寒かったので天ぷらそばを、Oさんは天ざるそばを注文しました。実は道内いろんなところで福住は見るのですが、意外と美味しいお蕎麦屋さんでした。また見かけたら入ってみようかと思います。今度はざるそばが食べたいな。

 

 

その後続けてサッポロドラッグでお買い物してから、道の駅「摩周温泉」にやってきました。昨日の話、Oさんも道の駅めぐりがお好きということなので、安心してお連れできます。僕はいつも通りにスタンプをゲットした一方でOさんは山わさびをお土産に買っていました。こういった地の野菜とかを買えるのも道の駅の魅力です。今回みたいに短期間の旅行なら、ぜひいろいろ買っていってもらいたいものです。ただこの山わさび、聞いた話では相当辛いらしいので、辛い物の好きならいいんじゃないかな。僕には無理ですけど…

 

 

続いて訪れたのは屈斜路湖です。当初予定だと摩周湖を通り抜けて、と思ってましたが通行止めなのでこのルートでの訪問になります。まずはおなじみ屈斜路湖畔にあるコタン温泉にやってきました。本日は先客もなく、いい感じの露店風呂となってましたが、残念ながら時間の都合で入浴せずに先へ行きます。ちょうど目の前には白鳥もいたので、雰囲気も良かったのですが。そして続いて屈斜路湖の定番スポットである砂湯にまいりました。こちらではすぐ目の前に白鳥が泳いでいる…というか歩いているシーンを見ることができます。砂を掘ると温泉が出る、ってのはさすがに実体験はできませんでしたが、温泉が湧くってのはOさんに理解していただくことができたかと思ってます。

 

 

その砂湯を出てから湖畔の道路を走っていると、路肩になにやら大きな塊がありました…ってよく見るとその塊はオジロワシらしく、しばらく車を先導するかのような動きをしたのち、そのまま大空へ飛び立っていっちゃいました。なかなか見ることのできなかったオジロワシ、見ることができてラッキーでした。そしてその先の川湯温泉を通り過ぎて硫黄山へとやってきました。こちらも冬季は駐車場代が無料になります。車を止めて硫黄山へ行きますが、相変わらず身体に悪そうな色の地面やボコボコ言ってる場所とかあって、地球の息吹を感じることができる場所でした。

 

 

その後、国道391号線に戻ってきました。弟子屈町のメジャーなスポットはこのくらいにして、さらに先を目指します。野上峠を越えて小清水町に入りました。さらに国道244号線に入ってその先で海側に出たところにある、小清水町の道の駅「はなやか小清水」までやっていました。ここの展望スペースからはオホーツク海を見ることができます。釣り好きOさんが初めてオホーツク海を見るとのことで案内させていただきましたが、雪も降りだしてて雲も多く、波も荒れててイマイチな景色だったかと思います。でもまあこの海には普段見ることができないようなお魚がたくさんいると思いますので、太公望なOさんにはぜひ一度魚釣りに来てもらいたいと思います。

 

その先は小清水原生花園、そしてトーフツ湖があるのですが、小雪が舞い始めているので、あまりいい景色ではないので、そのまま素通りしていきます。そしてようやく網走市に入りました。Oさんの希望もありまして、まずは定番スポットである「博物館網走監獄」へやってきました。ただこちら、思っていたより閉館時刻が早く、あえなく受付時刻を終了していました。そんなわけで外からその雰囲気を感じるのみにしておきました。続いては本当の網走刑務所へご案内しようと思ったわけですが、さすがにこちらは本物の刑務所。観光スポットではないので、遠くから眺めるにとどめておきました。

 

そんなわけで日も暮れてきて観光スポットも段々と閉まってくる時間になりましたので、このあとは今宵のお宿を目指していきます。網走から国道39号線、美幌バイパスをひたすら走り抜けて北見市までやってきたところで今日の移動は終了となります。本日の移動距離は306.9kmとなりました。ホテルにチェックインしたところで晩ご飯になるのですが、この日の北見はかなり混雑してて、お店を選ぶのに難航しました。そんな中、ホテルのおススメもあって、「ホルモン焼とよ七」というお店に来ました。こちらかなり個性的な大将でして、電話したら「女性の方たちと同席でもいいか」とか言ってきたり、かなり面白い人でした。そんなお店で北見らしく焼肉をいただきまして、これまた楽しいひとときを過ごすことができました。