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アナウンサー、会社経営者として働く日々とダウン症候群のある娘との日常ブログです
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昨日は企業の幹部層の方々、ビジネスパーソン皆さまの集まりで、司会と講演会の聴き手を務めさせていただきました。
明治記念館の緑が活かされた素晴らしい会場にて、音響も素晴らしく喋りやすかったです🎤
そして、対談のお相手は、
第72代横綱（稀勢の里）二所ノ関親方でした。
もちろんお忙しい方ですので、事前の打ち合わせもなく、本番当日に初めてお目にかかるため、
緊張しながら、ぎりぎりまで、控え室でも昼食をとりながら、自伝を繰り返し読ませて頂きながらイメージトレーニング😌
いよいよ、緊張のご挨拶。
初めてお会いしたにも関わらず、土俵の上では多くを語らない＆笑顔を見せない力士としての表情とは全く違う、穏やかで終始笑顔で何でもお話し下さると仰って下さり、ホッと一安心😌
中学を卒業してすぐ入門され、卒業式にも出られないまま3月場所からデビューされた頃のお話から、横綱に昇進されるまでの苦悩と葛藤。
19年ぶりの日本人横綱として世間の期待を背負いつつ、ケガをおしてまで出場を続けられた当時のお話は想像を絶するものでした。
大学院で学び直しをされた後、二所ノ関部屋での新しい相撲部屋経営についてや、
若手人材の獲得と育成、
今週末から始まる3月（大阪）場所についてまで、盛り沢山にお伺いさせていただきました。
そして、第二部は、
実は私にとっては大学時代のゼミの先輩でもあります（５つ先輩でした☘️）
慶應義塾高校野球部を107年ぶりに夏の甲子園優勝に導いた森林監督のお話でした。
歳を重ねても、未だ常に成長し続けようと努力されているお姿や、指導者として、常識を見返し、覆す素晴らしい姿勢に、思わず背筋が伸びました。
話題になった「Enjoy Baseball（エンジョイ・ベースボール）」とは、単に楽しい野球ではなく、より高いレベルの野球を追求し、楽しもうと言う意味だそうで、なるほどそうだったのかと。
勝利至上主義＝「勝ち」を追求するのではなく、
「価値」を生徒たち自ら考え、追求して欲しい、
そうでなければ、
これからの人生、自分にとっての「幸せ」を自分自身で追求する時代なのだからと、指導者としての、想いと愛情溢れる貴重なお話ばかりで、
企業、ビジネスにおける組織づくり、人材育成にも通じる、気付きと学びの連続でした。
仕事を忘れて、話に聞き入ってしまう、そんな贅沢な一日でした。
二所ノ関親方のお話も、現役時代、心が折れそうになることが何度もあったとのこと、休場が続き、横綱なのに肩身の狭い思いをされていたこと、綱取になった時、緊張のあまり、鼻血が止まらなかった等等、数々のこれまで聞いたことのなかったエピソードをお聞き出来て、昨夜は何度も思い返しては共感し、人間らしさについて深く考えさせられ、なかなか眠れませんでした。
これだから、私はこの仕事が大好きで、インタビュアーという仕事はやめられないのです。。。