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アナウンサー、会社経営者として働く日々とダウン症候群のある娘との日常ブログです
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この数年ずっと考えてきたこと…
それは、ダウン症のある方は話すこと(発話や発語)が苦手な場合が多いため、
成人して以降も、ほとんどの場合、親御さんが話すこともサポートされています。
そのため、インタビュー等しても、それが本当に本人の想いであるのかどうか曖昧になまま、仕方なく…限界を感じることが多くありました。
これでは、私自身ダウン症のある娘を育てる母親として、娘をどう育てて行ったら良いか、娘の将来を考えた時、何をどうしたら良いのかと行き詰まりかけていた時でした。
5年前のバディウォークで初めて司会をご一緒させて頂いた峰尾紗季さん(写真右)は、打合せの際、娘を同伴していた私に、
『長谷部さん、そんなに娘さんを人前で注意しないで、ダウン症があってもしっかり育って行きますから、娘さんを信じて優しい言葉をかけてあげて下さいね。
それから、私を子供扱いしないで欲しいんです。
〝ちゃん〟付けではなく、〝さん〟で呼んで下さい。』
と、話して下さったんです。
その時の衝撃は今も鮮明に記憶に残っています。
それから、紗季さんからLINEでお友だちになって欲しいとリクエストを頂き、以来、直接コミュニケーションを取らせて頂いているのですが、
『長谷部さん、今日の私の服装はどうですか?お洒落ですか?』
『今日は不安です。うまく喋れなかったらサポートいただけると幸いです』
など、本当に素直な言葉のやり取りをさせて頂くうちに、この自然なやり取りをもっと多くの方にお伝えすることが出来たら、
当事者の想いが、より良い社会への願いが、少しでも伝わり、
親が子どもの成長を阻んでしまったりすることも少なくなるのではないかと思いました。
そこで、今年は、
本人の意思で、本人の言葉で、本人の本心・本音に少しでも迫りたく、
いよいよ、ダウン症のある当事者との対話に挑戦します。
今週末1月16日(日)10時〜オンライン開催です!
もちろん第一回のゲストは、峰尾紗季さん。
ダウン症のある本人が長時間、フリーに語るのは他に例がありません。
台本なしです。
一切の事前の原稿もなしです。
もちろん、親の代弁もなし(^^)
どんな本音が飛び出すのか、私たちはありのままを受け入れるつもりでいます。
仕事も特技もしっかりこなし、ご自身の人生を楽しみ、ご自身の言葉でしっかりとお話される峰尾紗季さんに、じっくりとお話を伺いたいと思います。
すかいらーくチェーンで週5日勤務をこなしながら、特技のダンスでも実力を伸ばし、リオデジャネイロ五輪に続き、東京2020パラリンピック開会式でもダンサーとして出演された紗季さんに、仕事のこと、家族のこと、グループホームでの生活、お洒落や、ダイエットについていかに生活を送っているかご本人の言葉で自由にお話いただきます!
もちろん、参加者の皆様からのご質問にも答えていただきます。
逆に、紗季さんからも私たちへ質問やリクエストが飛び出す予感も?!
是非、当事者のリアルを、ありのままに体感し、気づきを得られる時間としたいと思います。
ご参加お待ちしております!