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アナウンサー、会社経営者として働く日々とダウン症候群のある娘との日常ブログです



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妊娠中に、お腹の中の赤ちゃんにダウン症候群などの染色体異常があるかどうかを調べる

出生前遺伝学的検査(NIPT


この検査で陽性判定が出た妊婦の875%が人工妊娠中絶を選択しているというデータがあります。


私自身は娘の出産当時まだ20代で、検査も受けないまま出産したため、これについては何も言えませんが、


恐らく検査を受けていたら、他の87.5%ときっと同じ道を選んだだろうと思います


(娘はこんなにも可愛いのに…。)

(写真は数年前に訪れたプロヴァンスにて)


だからこそ、正しい情報、適切なカウンセリングが受けられた上で、産むか産まないかの選択ができるようになると良いなと願います。


出生前検査を受けた妊婦やカップルの自己決定を担保するために、重要とされているのが

遺伝カウンセリングですが、

今、日本ではこの遺伝カウンセリングが十分でないままに中絶を選択しているケースが少なくありません。



先週末3日間にわたって開催された日本小児遺伝学会、日本ダウン症学会、日本ダウン症会議合同学術集会。最終日の昨日は『市民公開講座』の司会を務めさせていただきました。


冒頭で、ダウン症のある方の生活実態調査の中間報告が行われ、保護者またはダウン症のある方から回答のあった1,581通のアンケート結果が発表されましたが、


https://supportoffice.jp/tsunagaru2021/


こうした実態調査が行われていることは本当に大きな意味があることだと思います。


是非ありのままの情報が、正しく、適切なカウンセリングと共に妊婦やカップルに伝わって欲しいなと強く願います。


そして、今も遺伝カウンセリングが提供されない医療機関で検査を受けて悩んでいる方がいらしたら、そんな1人でも多くの方にこのブログも届いて欲しいなと思います。