私の現在

MRSA感染症です。メチシリンという抗菌薬が効かない黄色ブドウ球菌に感染することによって起こる感染症です。

 私は左膝には人工関節を使っております。
この関節を感染させてしまったことが始まりです。

 人工関節の感染性関節炎の治療としては、
人工関節の交換が早いようですが、再感染のリスクが高いという難点があり、長期間の抗菌薬療法という選択肢がありました。
どちらにしても人工関節の感染症を完全に治療するには、長い時間がかかります。

通常は、感染した人工関節の全体または一部を取り出し(人工関節再置換術)、その周辺の骨セメント、蓄積した膿(膿瘍)、および感染した組織も取り除きます。その後すぐに新しい人工関節を埋め込むか、もしくは、抗菌薬で満たされたスペーサーを挿入しておき、2~4カ月後に新しい人工関節と抗菌薬入りの骨セメントを埋め込みます。どちらの場合も、長期間の抗菌薬療法が必要です。すぐに交換した場合か数カ月遅らせた場合かを問わず、新しい人工関節の多くは(半数以下ではありますが、)感染が起こる可能性もあります。

 患者が手術に耐えられない場合は、長期間の抗菌薬療法だけを試すことがあるらしく、私は
ドクターとよく相談して、最善の方法を見つけたいと考えています。

 抗菌薬療法を続け、現在の点滴から内服薬に切り替えて通院によりCRPを下げいく。
CRPの基準値は0.3mg/dl以下です。

下がらない場合はやはり、人工関節を抜去する
手術になります。

身体に起こる炎症反応はきついです。

私は一刻も早い現場復帰を望んでおります。

入院26日目