続編 18歳(8ヶ月の芦屋病院に入院)

特効薬だったステロイドホルモン剤を大量に投与することになりました。


この薬は神レベルでした。

だるくて仕方ない身体を「シャキッ」とさせます。


ただ、顔がムーンフェイスになってしまう。


しかし、その副作用はまだましな方で、後に下肢関節が壊死する難病に犯されるという事は知らなかった。


当時、聴いていてもやめたら即、死を意味するようなものです。


新しい病が発覚!


   その 「ネフローゼ症候群」 は、治療によって克服できましたが、当時大量に使った薬が、知らず知らずのうちに身体を蝕んでいたようです。

 大学に進み、社会人となり、その後一念発起して、生まれ育った芦屋のために平成3年に市議会議員に立候補、当選を果たしました。


 平成7年、あの阪神淡路大震災の頃です。その復興に向けて全力を決意した私にとって、ステロイドが原因で足の自由が奪われてしまったのです。


あの頃に病室のラジオから聞こえて来た音楽。  

沢田研二さん。「時の過ぎゆくままに」