「君に捧げるエンブレム」5再放送とDVD化を!(その5)最終回

 エレベーターが点検中で、階段を家族で上る和也(櫻井翔さん)。

この階段上りも櫻井翔さんの役者魂で自然と脚を使ってしまう所ですが、全く上腕の力だけなのだ。

 それは映像からも分かり、「普通の家族が5分で行けるところを俺は‪2時間かかる・・でも家族の力を合わせれば遠回りしても苦しい思いをさせても俺は必ず乗り越える。そして幸せにする。だから信じて俺の動かない脚を持っていてくれないか?」‬

「ハイ」と頷く未希(長澤まさみさん)!
これがクライマックスだった。
 これがこの作品のエンブレムなのです。
 乗り越える!何でも・・・。

 それは、健常者でも障がい者でも同じでしょう。
 苦しい時、挫折しそうな時、誰かのために乗り越える。この作品の伝えたいことはこのことだと私は思う。
 
 エンディングに日本代表の車椅子バスケットチームに和也が日本代表のユニホームを着てコートに立っている。
 
「お前の力で日本代表になったのか?問われたら違う・・自分の力で掴んだものではない・・・・だからこそ俺はこのエンブレムが好きだ・・・」
 
 この作品を通じて何度も腰を上げて座り直す。じょく瘡を少なくするやり方ですが、車椅子を使っている者しか解らない細かい動作を演じた桜井翔さん。

 ハンドリングもリムの握り方や漕ぎ出しの力の入れ方。どれもこれもよく演じてくれました。

 電車の乗り降りでは後ろ向きに降りるのが基本だったことも思い出せてくれた。

 こんな素晴らしい作品を作ってくれた全ての人に感謝します。櫻井翔さん!
ありがとうございました。
 
私は挫折しそうな時、和也&未希のような生き方をしたい。
私もまだ諦めない・・・。

最後にお願い。
「君に捧げるエンブレム」
フジテレビの皆さん。

映像をもう一度!見させてください。
ありがとうございました。
再放送!