広島原爆の日
1945年8月6日 広島原爆投下
1時27分、Mk-1核爆弾リトルボーイを搭載したB29エノラ・ゲイがタキシングを開始し、そして1時45分にA滑走路の端から離陸した。
搭乗員たちは爆弾の正体が何であれ、命令に従う。
それが軍人なのだ!
エノラゲイB29の乗組員も同様だつた。
記録では、、、、
6時30分、兵器担当兼作戦指揮官ウィリアム・S・パーソンズ海軍大佐、兵器担当補佐モーリス・ジェプソン陸軍中尉、爆撃手トーマス・フィアビー陸軍少佐らが爆弾倉に入り、リトルボーイの起爆装置から緑色の安全プラグを抜き、赤色の点火プラグを装填した。
四国上空で、日本軍局地戦闘機がエノラ・ゲイに射撃攻撃を行ったが、撃墜できなかった。
8時9分、エノラ・ゲイ号は広島市街を目視で確認した。
そして・・・・運命の時間。
8時15分17秒、原爆リトルボーイが自動投下された。
上空600メートルで強烈な閃光を伴って、炸裂した。
爆発に伴って熱線と放射線、周囲の大気は瞬間的に膨張して、強烈な爆風と衝撃波を巻き起こした。
その爆風の風速は音速を超えた。爆発の光線と衝撃波から広島の街は一瞬に廃墟と化した・・・・・
そして、十数万人もの多くの人々の命を一瞬にして奪った。
人類の歴史上初めて核兵器が使用された米国による核兵器攻撃
今日はその日。
約14万人が死亡したとされる広島原爆。広島市が現在も続ける「原爆被爆者動態調査事業」が、名前を確認できた死者数は約8万8千人弱。戦後76年たった今なお約5万人は名前も分かっていない・・・・ 犠牲者の方々のご冥福をお祈りします。
【お詫び】
本日が、広島原爆の日のため、あしや温故知新は次週に掲載します。