「潮芦屋でバイクを通さないバリケードを芦屋市が歩道に設置するが、車椅子は通るようにしたい。」

 そういう相談が芦屋市からあり、いくつかのプランを提案しました。

 車椅子と言えば、自走式や介助用が通過すれば良いと思われますが、世の中には多数の車椅子があり、サイズ規定されています。

 道路交通法の規定の車椅子サイズでは、ハンドル形 通称シニアカーも立派な車椅子なのです。このサイズの物は、横幅は介護用車椅子サイズより、小さいのですが最小回転半径が大きくなります。

 これらの事からハンドル形が通過できるサイズにすると殆どの車椅子は通過できるとアドバイスを行いました。

 実証実験を1月20日に行い、その結果が具体化されました。

その結果、完成したのがこれです。

 通過は問題ありませんが、慣れていないと擦ったりするかも知れません。

 これでバイクは通過出来ないでしょう。

 バイクは通れないようにし、ハンドル型車椅子は通過させる。

 最小回転半径のデータと実証実験を行なった一つの結論がこのバリカーなのです。

実証実験中の写真












完成したものを通過している写真