12櫻井翔さんのファンからお勧めのドラマ「家族ゲーム」No12
第10話 あの男が家庭教師になった理由?彼は誰を殺したのか? その2
「死を意識して初めて生きている実感がわく、だから人に優しくなれる。」田子が教えた言葉だった。
それを聞いた家族は、変わろうとする。
めちゃくちゃななった家を片付ける。
過去を清算し、やり直す事を考え始めた。
慎一も佳代子と一緒に万引きをした店へ謝罪に行く。
一茂は過去に会社で首にした元同僚に心から詫びる。
こうして家族一人一人が徐々に家族という素晴らしい存在を意識していき、絆を取り戻していく。「今日は家族記念日だ」
このドラマの核心だろう。
慎一は高校編入し、茂之も志望校合格を果たし、家族の吉報に皆で喜び合うまでになった。
真田の命日に田子と慎一は再会する。
二人は殴り合った。
「人を殺した、、、。お前が殺してたのはあんた自身だよ」
「なんで、そこまでするんだよ。なんでそこまで自分を犠牲にできるんだよ。間違っているんだよ」慎一が叫ぶ。
あんたのせいで家族に絆ができた。
ありがとうございました。
田子のおかげで家族に絆が出来たことに深々と頭を下げている慎一。
そして、慎一は悪の体現者、吉本荒野としてではなく田子雄大として生きることを願っている事を真剣にいう。
それを聞いた田子も、久しぶりに田子雄大として清々しい笑顔になっていた。
ドラマのラストに、田子自身も救われた。
最終回はすっきり終われますが・・。
最後まで見て実際、このドラマのテーマは家族愛なのです。
ガラスように壊れやすい家族を崩壊から救うのは家族でしかない。
そう訴えています。
しかし、この3役も4役も熟すとなると難しいものだろうと思います。
真摯に主人公に向き合うことが出来ないとこの作品は完成しない。
櫻井翔さんの俳優魂がこもった名作なのです。
これを推薦してくれた櫻井翔さんファンの方に感謝します。