9櫻井翔さんのファンからお勧めのドラマ「家族ゲーム」No9

 第8 家庭教師による家族ゲーム、結果発表!

 

 吉本先生と真希が接触していたことを知った慎一は真希に当然、不信感を持つ。

 半信半疑ではあるが、その後も慎一は真希との交際続けた。

 

 真希は慎一を信用させるためにキスをする。

本来の慎一の恋人、最上 飛鳥(北原里英)は嫉妬する。

 

 吉本先生は慎一と「慎一が高校を無事に卒業したら吉本先生が慎一の言う事をなんでも1つ聞くが、逆に高校を中退した場合は慎一が吉本先生の言う事を1つ聞く」という賭けをすることになる。  

 

 「いいね?」吉本先生は時折りこの言葉を使う。

 しかも、状況によって意味も内容も何を指しているのか?同じ物がない。

 

 そして、飛鳥は慎一の真意を確認するため、吉本先生から預かっていた万引きの写真を慎一に見せる。

 慎一は「もう俺と付き合うメリットは何もないと思う」と絶縁する。

 

 一方、茂之の中学では山尾へのいじめが始まっていた。

 一緒に敵討ちのイジメを持ちかけられた茂之だったが、最終的にいじめに加担する。

 

 一茂は、株の借金を返済し家を手放さずに済むようにするため、会社の金の横領に手を出す。しかし、簡単に部下に発覚し解雇される。

 

 一茂は気まずい慎一と佳代子のもとに茂之と酔っ払った家の前で寝てしまう。近所のお節介に晒され佳代子はその事が気になる。

 

 会社をクビになった事を告白する一茂に吉本先生は笑いながら、家族一人一人に計画(トラップ)を話す。

 

これまでの吉本先生の仕掛けた罠を語り出す。

 自己中の面子に拘る事しか頭にない父、一茂。

 遠慮ばかりで何もできない母、佳代子。

 優等生の演技をずっと続ける長男、慎一。

 自分に負けてしまい何も変われなかった次男、茂之。

 

 佳代子が一茂の浮気を知る最初のきっかけとなったワイシャツの口紅や真希が接近したわけなど、吉本先生は自らが仕掛けたトラップを次々と信じられない解説する。

 

楽しそうに種明かしをする吉本先生。

 

「いいねー」フリ付きで、奇声の笑い声。

 

 そして、「この最悪の結末は、アンタ達自身が招いたんだよ。沼田家は壊れるべくして壊れたんだよ」という。

 

「お前なんか首だ」一茂が叫ぶが、してやったり吉本先生は満面の笑顔で去る。

 

 茂之は後を追うが、茂之がすでにいじめる側だということを知っている吉本先生はそのことを茂之に指摘し、「やっぱり、お前はダメダメの生徒だったよ」とガッカリした姿で去る。

 

 残された14人は、吉本先生が予想した。今まで抱えていた疑念と不満をぶつけ合い、それは、お互いに責任をなすりつけることである意味、本当の姿をさらけ出してしまう。

 

 最後は茂之が「こんな家族だったから吉本荒野につぶされた」と核心を突いたことで、1家は完全に「崩壊」した事を理解した。

 

 「これが私たちのほんとうの姿だよ」

佳代子は家族の思い出の食器を割りだす。

父はテレビや壁を長男、二男も次々と家を破壊していく。

「こんな家族だから、吉本荒野に潰されてたんだよ」茂之。

 

 場面が変わり、真っ青な晴天のある日、田子雄大(吉本先生)は、自分の夢ややり方に賛同して、全面協力してくれた水上沙良(浅海舞香)に感謝の言葉を述べ、別れを告げている。

 

 沙良は、かつての田子の教え子であり、浅海と真希を演じていたのだった。

 

 ここで、このドラマのキーパーソンの正体が明らかされる。


つづく