2櫻井翔さんのファンからお勧めのドラマ「家族ゲーム」NO 2

 

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君は成績を上げたいと思うかい異常なる家庭教師が弟を壊す

 

 100%東大合格をキャッチフレーズの家庭教師の吉本荒野(櫻井翔)

 登校拒否の引きこもり状態から脱却させるために、インターネットで吉本のホームページを見つけて喜んで依頼する。

 

 爽やかな好青年の吉本先生。

 これが、櫻井翔さんのイメージですがどんどんと変貌していきます。その変化する姿がこのドラマの凄さですが、、、。

 

 沼田家は秀才の兄と出来の悪い弟の2人兄弟、母佳代子(鈴木保奈美)

 家族面談で父の一茂(板尾創路)は、茂之(浦上晟周)を兄の慎一(神木隆之介)が通う進学校に合格させたいという。一茂はよくあるエリートサラリーマンで何事も上から目線の人だった。

 

 吉本先生(櫻井翔)は全てお見通しのような表情で軽く受け流してしまう。

 

 吉本先生は、自分のやり方に口出ししないことを条件にそれに応じますが、何より高額報酬を条件にしていた。

 早速、茂之の教育を始めた。しかし、その方法は常軌を逸していた。 


 サイコ家庭教師!それが、吉本荒野(櫻井翔)なのだろうか?

 この物語が、どう展開するかは別として、爽やか好青年が、悪魔のような表情に瞬間変わる姿はバンパイヤのようだ。

 

 報酬を受けとり札を数える吉本先生。ニヤリとするその姿が絵になる。

 

 見た目はひ弱な秀才型の家庭教師が、悪魔でも住んでいるのか、鋭い眼光だけがところどころにアップで映る。


さて、

「家庭教師雇用契約書」には「口出しをすれば1,000万円の罰金」という言葉によって沼田家は吉本先生のやり方に口出しできなかった。

 

 茂之(浦上晟周)の登校拒否の原因は、学校でのいじめだった。親友だった園田満と接触、裏取引し茂之を騙し、茂之を再び学校へ行かせることは簡単に成功してしまう。 

 

 しかし、茂之は勇気を持って学校に行ったのにだまされたこと、園田ら同級生から馬鹿にされた。

 吉本先生に(櫻井翔)にその怒りをぶつける。吉本先生はそんな茂之を軽々と投げ飛ばし、母、佳代子(鈴木保奈美)と慎一(神木隆之介)も制止するが、吉本先生は一切聞こうとしない。

 

 また、慎一に「お前もこんな弟はいらねえよなぁ」耳元でそうそそのかす。

 

 吉本先生の「壊したい」という一言に震える沼田家3人だったが、「現実は、おまえが思っているより、よっぽど残酷なんだ。だから、強くなれ」と3人にいう。

 

 茂之はその時に吉本先生の鞄から血染めのキーホルダーが出ていること気づき、違和感があった。そのことを問いただすと、吉本先生は自分が人殺しだと茂之に告白してしまう。

ここまでが、第一話です。

 

 櫻井翔さんの演技力はもちろん疑いなく、名優です。

 

 しかし、二面性のある人物を演じる時、どちらかの一方のキャラクターが際立つ役者さんが多い。

 

 どう演じる。私の興味はこれにつきる。

 それにしても、個性豊かなキャスト。

 楽しみが膨らんできます。


 もし、櫻井翔さんの俳優としての凄さ見たければ!家族ゲームを観て欲しい。