終戦記念日にビデオ鑑賞する年行事
今年は75年目の終戦。
随分と悩んだ結果、
「男たちの大和」にしました。
原作は辺見じゅん著「決定版 男たちの大和」
太平洋戦争末期、連合国軍の沖縄諸島への進行を阻止する目的で実施された菊水作戦。 戦艦大和の若き乗組員たちがレイテ沖海戦後、沖縄での特攻戦に向かう途中でアメリカ軍に撃沈される様子と、生き残った兵士や命を落とした兵士の遺族たちの姿、それぞれの心の葛藤が描かれています。
戦時中の回想として、戦艦大和が二番艦、戦艦武蔵らとともに、フィリピンのレイテ島付近のレイテ沖海戦に参戦したが、武蔵など多数の艦艇を撃沈されるという、最悪の展開から始まります。
その後は軍令部及び連合艦隊司令部から、「護衛機無しで特攻を行え」という無謀な命令が出て、大和は沖縄での特攻戦に向かう途中でアメリカ軍に撃沈されてしまう。
この史実に、兵士たちのそれぞれの思いが描かれています。
これまでの戦争映画が士官や司令官目線ですが、下士官や兵士たちが戦艦大和でどんな戦いをしたのかを描いている作品として、
2005年12月17日に東映邦画系で全国劇場公開され、同年の邦画興行収入1位となった。
また、
長渕剛が主題歌を歌ったバラード曲
「CLOSE YOUR EYES」
この歌詞がこの映画で描きたいことではないのかと思います。
この映画を海外メディアでは、大和と言えば、宇宙戦艦ヤマトまでも批判しているが、156万人も観た映画として、日本人へのイメージが変わらずにはいられない作品として評価する海外評論家もいる。
愛国心昂揚と捉えられるようですが、悲惨な戦闘シーンやドラマストーリーからは、国を命をかけて守るという意味を問うている作品なのです。
長渕剛さんの歌詞に込められた想いと共に、一度は観ていただきたい作品です。
先日、長谷一族の本庄墓地にお墓参りを済ませました。
この墓地には、英霊たちの鎮魂碑があります。空襲に亡くなった方々、阪神淡路大震災慰霊碑もあります。
英霊の方々は今の日本をどう思うだろうか。