芦屋市立青少年野外活動センター

(芦屋村)

開村式はレクレーション広場で

ごはんの広場で食事の準備

カレーライス・飯盒でご飯を炊く。

テントは大小屋で各自 班ごとでもらってください。

テント番号でテント設営。

夜は火の広場でキャンプファイヤーを行います。

各クラスでスタンツを準備すると・・・・。

そんな案内が学校でくばられた。

 

   こんな案内を持って、芦有ゲート下から芦屋村・野外活動センターへ向かった。


   芦屋の子供たちは誰もが1度や2度は経験した野外学習場でした。

   中には手作りのフィールドアスレチックがあったり、タヌキのトンネル穴があったり、星の広場、青空広場もあった。


   私は小学校で初めてデイキャンプ! 泊まりでのキャンプは中学校2年の時だった。


   ちょうど、その日はノストラダムスの予言書にあった地球最後の日と呼ばれた日であった。当時、ラジオの深夜放送ではこの話で持ち切りだった。


   キャンプに行くのは止めようかと悩んだのですが、どうせ死ぬなら仲間と一緒の方がいいだろうし、ノストラダムスの大予言の地球滅亡の日が確実に来たら思い残すことが無いように目一杯楽しんでやろうと思っていました。

   しかし、予言を信じた友人の中には家から一歩も出ないで欠席する人も多かった。

 

   そんなこともあって、各テントではどんな悪戯をしようかと


   川でカジカを追っかけたり、虫を捕まえたり、自然学習には最も適した学習環境でした。


   多くの子供たちの笑顔と歌声、笑い声が絶えない楽しい場所でした。


   昭和40年初頭に財産区から土地を提供してもらい、開設された公的施設です。

   しかし、阪神淡路大震災でこの野外活動センターが破壊されていた。水道管やライフラインに損害あったのが半年後の市内施設点検で解ったのです。


   当初は簡単に復旧できると考えていましたが、利便性を求める時代に不便なキャンプ場を利用する人も徐々に減っていたこともあり、市内NPO団体や企業からの事業継続を求める声もあったのですが、最終的に廃止を市が決定し、ついに芦屋野外活動センターは惜しまれながらも終焉を迎えた。