73回目の終戦記念日
 
  連合国側が対日戦勝記念日とする場合は、大日本帝国政府が公式にポツダム宣言による降伏文書に調印した1945年9月2日を指すことが多いのです。

事実上の「敗戦記念日」という意味では正解なのかも知れません。
 但し、同じく連合国の中華民国やソビエト連邦、連合国ではない中華人民共和国の対日戦勝記念日は、その翌日9月3日としています。
 一方8月15日を「戦没者を追悼し平和を祈念する日」とし、日本政府は全国戦没者追悼式を主催しています。
また、一般にも同日は終戦記念日や終戦の日としているのが通常となっています。

日本において第二次世界大戦・太平洋戦争(大東亜戦争)が終結したとされる日については色んな歴史があります。
 
1945年(昭和20年)8月14日:日本政府が、ポツダム宣言の受諾を連合国各国に通告した日

1945年(昭和20年)8月15日:玉音放送により、日本の降伏が国民に公表された日

1945年(昭和20年)9月2日:日本政府が、ポツダム宣言の履行等を定めた降伏文書(休戦協定)に調印した日

1952年(昭和27年)4月28日:日本国とのサンフランシスコ平和条約の発効により、連合国と日本の戦争状態が終結した日
 
遠い昔の戦争が現在でも色んな変遷している今だからこそ、再認識するべきだと考え今回はこのお話し書きました。
 
日本全体が過去の戦争に向き合う日であることには変わりはありません。
 
73年前、昭和20年8月15日は天皇陛下の玉音放送により、日本の降伏が国民に公表された日。

そして今日は・・・・・
 
「多くの英霊の皆さん、犠牲となられた民間人の皆さん。あの日から一度も戦争をしていない我が国・日本の平和を守ります」
 
私はそう誓う日にしています。