この作品をDVDにしないのは何故なんだ!!!!
「君に捧げるエンブレム」
櫻井翔さんと長澤まさみさんが初共演で夫婦役を演じ、市原隼人、田中哲司、小林薫、倍賞美津子、かたせ梨乃、安藤政信、香川照之らが共演する新春大型ドラマ「君に捧げるエンブレム」
「君に捧げるエンブレム」は、2017年1月3日21時 - 23時30分 にフジテレビ系で放送された日本の新春ドラマスペシャルです。
オープニングで「人間には2種類の人間しかいない!逆境に立ち向かうやつとそうでないやつだ・・・俺は普通の奴等とは違う・・」
そんな台詞から始まった。
Jリーガーで活躍し日本代表の絶頂期だった。恋人との結婚を控えその忙しさに忙殺されている。
そして1本の電話が婚約者の元へ鳴った。
ICUでその生死を彷徨っている主人公、鷹匠和也(櫻井翔)事故で脊椎損傷・車椅子を宣告される。
プロサッカー選手として契約解除・無職になる。リハビリをやる気が全くない。
和也を励ますが、仲川未希(長沢まさみ)に和也は・・・・。
「お前がやって見ろよ・・お前に何が解るんだ」
未希に当たるシーンがあります。
私にも解る・・どうせ車椅子生活だから、もうやっても仕方ないだろう。それは本心ではない。「出来ることがあれば何でもやるから元に戻りたい」そんな思いが出来ない自分とのギャップに耐えることは実に難しい。
そして、障害者申請を勧められる。
手帳・・・「障害者か・・・障害者手帳・・」
これは自分が普通でない証明でもあるのだから・・・私もそんな物は不要だと当初は拒否した。
1級の重度障害者になるなんて、未希(長沢まさみ )はいう「彼はサッカー選手。あなたの脚とは違うの」と車椅子の市役所職員に言ってしまう。
「はっと気が付く未希・・」
その人は「いいんですよ。他人にしか言えないことがあるでしょう・・」
私は障害者手帳の交付には私は行かなかったのです。いや、行けなかったというべきでしょう。
手帳を手にするということは、それは自らを障害者として受け入れることから始まる。
ドラマでは和也(櫻井翔)床から車椅子に乗る「床トランス」を1週間で出来るようにしてしまう。
櫻井翔さんの演技は実に自然体で、車椅子生活をよく理解して演じておられます。
このあたりから、私はこの作品が単なるドラマとは思えなくなって行きました。
彼はこれまでの車椅子を描いた作品と違ったものを見せてくれるに違いない。
そんなドラマを私が絶対的な支持をする理由をつづきに書きたいと思います。
つづく