ドラマは桜井翔さん主演のドラマのDVDを手に入れました。


実は「君に捧げるエンブレム」という作品を見て、俳優「桜井翔さん」の役者としての魅力に知って、他も作品を見たいと思っていましたところ「神戸新聞の7日間」というDVDが手に入りました。


    主演の記者が桜井さんもヒューマンな役どころではあったものの、放映時、そのシーンが私自身、地元消防団員として見た現場とあまりにも酷似していたので衝撃が強かった作品としてしか見ていなかったのです。


   原作は「神戸新聞の100日」のドキュメンタリー作品です。

 

   正式タイトルは「阪神・淡路大震災から15年 神戸新聞の7日間 ?命と向き合った被災記者たちの闘い?」です。視聴率は関西地区19.3%、関東地区15.3%。フジテレビ系列作品と記録されていました。

 

   1995年(平成7年)117日午前54652秒 死者6,434名 負傷者43,792名 

  被災した神戸市内、その只中にあった神戸新聞社本社も壊滅的な打撃を受けた。

 

   新聞発行には必需品の装置やホストコンピュータは完全にダウンし、編集・制作部門など、2本の電話回線以外全ての機能が失われた神戸新聞社。

   若手記者。三津山朋彦を演じる櫻井翔さん。


   この三津山さんも実在の人物で、元同僚であった加賀美祥さんが被災死してしまいます。

 

   阪神淡路大震災の新聞発行のために奔走していく中、「惨状と悲劇を前に人間であるべきか、はたまた冷徹に記者そして記録者であるべきか」と悩み、ぶつかり合う記者さんたちの姿を描くシーンは迫力というか、桜井翔さんの役者として、現TV報道キャスターが重なって、その表現力はこのドラマの真の伝えたかったことを更に際立たせていました。

 

   カメラを持って、被災地の現場を撮影する三津山記者はそのファインダーから見る映像と現実の目に入っている姿が夢なのか・・・呆然とする市民を前に自分の無力さを悩み苦しむ、そうなんだ。


   今から思えば、地元神戸新聞社も被災者だった「報道することの意義や目的のために必死だったんだ」

  

   当時、私は神戸新聞の粗末な号外を受け取り、そんな風には読まなかった。


「こんな物を印刷する暇があったら、人命救助手伝ってくれ!瓦礫を少しでも撤去を、、、」


   それまで行政が連絡事項だけを書いたペーパーや一部を切り取っただけのTV放送で右往左往した経験がありましたが、神戸新聞の号外発行は他新聞社とは違い、被災者を支援する視線だった事を再認識し、謝罪したいので今日の投稿にいたしました。


 「 神戸新聞の記者さん。ごめんなさ。文句いって!」


   このドラマを見て、桜井翔さんはそこへ向かう理由もちゃんと演んじておられました。

 

   ドラマに参加した方々の主演「桜井翔さん」は震災の経験をされた俳優さんの話を熱心に聞いておられ、この作品に作られたと言われています。


「君に捧げるエンブレム」の桜井翔さんは何事にも「真摯に真っ正直に手を抜かないアーティストなんだ!」そしてこの「阪神・淡路大震災から15年 神戸新聞の7日間」は私たち阪神淡路大震災の被災者への鎮魂歌と応援歌なんだ・・・・


   桜井翔さんってほんとに凄すぎです。

  素晴らしい作品を残してくれて、ありがとう。



 

 

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