05時00分、起床、北國新聞熟読。

❶(1面)高齢者虐待把握へ県会議
かほく市の高齢者向けグループホームで発覚した食事制限による高齢者虐待。事態を重く受け止めて、県としても対策に乗り出す。施設の虐待対応にあたる市町職員に対して研修強化する事にした。運営が適正かどうか、介護報酬請求が妥当かどうか、虐待を見逃さない手法など、あらためて意識を高めたい。


❷(2面)再開発計画の具体化に期待
旧日銀跡地取得意向、そして都市再生特措法による都ホテル跡地の「都市再生緊急整備地域」指定の内閣府への申請。慎重には慎重に物事を進める丁寧さが村山市長の堅実さ。二つの決断を英断と評価したい。県としても果たすべき役割は果たしたい。かたや金沢中心市街地の一等地、かたや金沢駅前の一等地。どのような利用が最も有効か、金沢市の意向を踏まえて県としても協力を惜しまずに取り組みたい。賑わい創出は当然。容積率緩和、高さ制限緩和、税制優遇と、いくつかのインセンティブを活用しながらも、周囲景観との調和、文化都市金沢にふさわしい施設が望ましい。事業者や金沢市も、まちづくり協議会や有識者の意見も参考にするはず。県としても要望を受けたらスピードアップで取り組みたい。


❸(2面)戸板米丸新神田犀川堆積土砂撤去要望〜3校下の連合町会長と、紐野義昭県議とでご来訪。犀川堆積土砂や雑木撤去、大豆田大橋エリアの護岸スポーツ施設整備、そして歩行やサイクリング等親水空間整備の3点セット。私もよく散歩するエリア。散策路のコンクリートも劣化してボロボロのところがあるし、サッカーや野球のグランドもホコリ舞い散るデコボコ。河川掘削も、下流から計画的に実施しており、いよいよ3校下エリア。護岸も県有地として計画性を持って整備に繋げたい。イベントや多くの市民の憩いの場として蘇らせたい。


❹(3面)文化発信〜京都と石川連携
12/4(月曜日)京都府庁に足を運び、公家文化の京都と武家文化の石川の文化連携協定を締結する運びとなった。国民文化祭2023のレガシィの一つ。文化財修復作業や伝統工芸や伝統芸能や食文化の交流など、お互いに連携する事による新たな文化の創造性に期待したい。舞鶴港と金沢港のクルーズ船の🛳️交流も果たしたい。互いに美大も存在しており、将来的には金沢市や京都市も巻き込めればさらに文化の輪は若者にも広がる。


❺(3面)東アジア文化都市来月キックオフ宣言〜2024/ 1/14に北國新聞赤羽ホールで開催されるアニメ・スタいしかわ。このイベントを皮切りに、東アジア文化都市事業をスタート。アニメ・漫画、食文化、音楽、美術を主要4テーマとしながら、多彩な文化事業を展開して日中韓3カ国の文化安全保障の理念を展開。こちらもポスト国民文化祭。


❻(3面)石川富山の公式X自虐掛け合い
石川県よりも金沢の知名度の方がはるかに高いんですよね。いまだに『金沢県』と本気で信じ込んでいる人もいたりします。


❼(5面)価格転嫁に支援を
金沢商工会議所より、来年度予算編成に向けての要望拝受。物価高騰対策は12月補正予算でも組んではおりますが、引き続き、情勢注視。価格転嫁の難しい中小企業小規模事業者支援中心。デジタル化やグリーン化対策も。


❽(5面)モノづくり企業女子高生が見学
女子高生を対象にした北都鉄工(株)と中村留精密工業(株)の工場見学会。娘や孫のような女子高生に職場見学してもらうんだから、おじさんたちは緊張しただろう。逆に、女性社員から説明を受けて、ここで働いてみたいとの意欲を持った女子高生もいたはず。省力化、働き方改革が進み、モノづくりの現場の仕事のやりがいが伝われば、将来のリクルートにも繋がる可能性。


❾(14面)ガルガンチュア音楽祭名称変更、より多彩に〜春の大型連休恒例の音楽祭「いしかわ金沢風と緑の楽都音楽祭」名称変更だけでなく、内容もより多彩な音楽祭に。クラシック音楽をベースにしながらも、映画音楽、ミュージカル音楽、果ては昭和歌謡まで、あらゆる世代の多様な音楽ファンにお応えできるようなプログラム編成に。これも今年のアンケート結果を踏まえた改革の一つ。お客さまあっての音楽祭でありオーケストラアンサンブル金沢。そして、今年同様に、県内全19市町を巡りたい。


➓(24面)仕事の魅力 児童が取材
羽咋市羽咋小学校児童二年生による町探検授業。街に出てお仕事の魅力を発見してみよう、とのふるさと教育。パン店、神社⛩️、道の駅、温浴施設を訪ねてお仕事のやりがいを学んできた。接客、美味しいパンの作り方、品物の調達方法や施設の掃除など学んだのだろう。経済の本質を地元から学んで欲しい。みんなが協力して街が成り立っていることも。

❶❶(29面)三谷小 不動寺小に統合
こないだ304号線開通記念式典で行ってみて驚いた。全校児童7名、来年は5名になると聞いていたから。あのでっかい校舎にさすがに5人は大変だろうし、友達も少なくて教育効果を出せるのかどうかと心配していたのだが。

❶❷(29面)金沢市工 台湾に修学旅行
これもふるさと教育そのもの。県立高校だったら、県としても幾許か支援したいところ。


❶❸(30面)鉄道維持費負担の意向
〜みなし上下分離方式採用を、金沢市〜
これも村山たかし金沢市長の決断。法律に基づくみなし上下分離方式採用とか。この方向性を野々市市、白山市、内灘町が共有できれば、もちろん石川県としてもしっかりとバックアップする。北陸鉄道さんは従来から上下分離方式を唱えていることもあり、法改正によって追加されたみなし上下分離方式についても否定する事はないはず。より一層の経営効率化に努めながらも、沿線の自治体としても公共交通機関として存続支援は必須。その折り合いをいかにつけるか。協力したい。


❶❹(30面)思い出の味〜しら井廃業
〜懐かしい、ぬかとこうじにつけこんだこんかいわしや、とろろ昆布とか、舌に馴染んだ故郷の味。出汁昆布とか、昆布巻き。七尾市にお仕事で行くたびにお買い物行くの楽しみにしてたのに。後継者難が、老舗の味の店じまいに繋がってしまうなんて、悲しすぎる😢地球温暖化の影響で、産地の北海道から良い昆布などの食材が手に入らなくなったのだとの声も聞こえる。


❶❺(31面)流行語大賞は『アレ』
阪神タイガース日本一おめでとう㊗️ございます。候補を見てみると、時代がわかる。
私的には『新しい学校のリーダーズ』イチオシ。生成AIも、かな。


❶❻(32面)『煌(きらめき)』200万円
能登寒ぶり初セリ。煌めくお値段。ブランド食材の魅力をお伝え出来れば最高。これでぶり大根作ってみたい。


❶❼(33面)能登町4中学1校に
先ずは小木が能都に25年統合。少子化の現実は小中学校の統廃合に直結。やはり切磋琢磨できる一定規模の義務教育学校は必要。そうなると、校舎の位置、校名、登下校の通学の交通手段と安全など、検討すべき課題は明確になり、当然反対論や慎重論などの意見も出てくる。基礎自治体の首長として最も悩ましいところ。小学校単位ごとに公民館や消防団があったりで、区割り変更を伴う可能性まであるからだ。しかし、やはり最後は児童生徒の教育環境を考えてあげる必要があろう。もちろん、小規模校や複式学級を否定するものではないが。