5月29日

04時20分、起床、北國新聞熟読。

❶（9面）八田技師墓前祭30年前と隔世の感

〜30年前と隔世の感って言われると、自分の若い頃は（ナニを言うとらんや）と不思議に思ったが、62歳の私からすれば30年前は1993年、新日本プロレスを闊歩していた頃。その2年後に参議院議員選挙初出馬となるわけで記憶は思いの外新しい。30年前の金沢市で、八田與一技師墓前祭がどのように取り扱われていたか、これは近代日本の歴史教育好事例として捉えたら良いと思いながらこの記事を読んだ。花園小教頭として児童とその保護者を引率しての台湾訪問だったとのこと。そして今年は81回目の墓前祭。八田技師のお孫さんご夫妻を中心に交流は継続しているとのこと、そして台湾愛は揺らぐことはない、と。八田與一ご夫妻に絡む台湾と金沢の人的交流は、ふるさと教育そのもの。

❷月曜手帳、ルクソールの安宿で（9面）

こんな記事を読みたかった。世の中に必然の偶然ってあるんだろう。横山朱門記者のwell-beingが、このルクソールの安宿で邂逅した先日亡くなった親友との想い出なのだろう。人は何のために生きるのか。人生を振り返った時に思い出す邂逅の数ではなかろうか。より良く死ぬために、より良く生きる。

『今しかない』その時を求めて。

❸（7面）役所さん監督と抱き合い歓喜

第76回カンヌ国際映画祭にて男優賞受賞。作品は『パーフェクトデイズ』

日本人では柳楽優弥さん以来。この受賞した映画はUNIQLOの柳井さん次男が初めてプロデュースした映画。おめでとうございます㊗️仲代達矢さんの無名塾出身の役所広司さん、更なる活躍を期待しています。

❹さいはては強く美しい（全面広告）

ラッピング広告、鮮やかな海と空のブルー。奥能登地震で崩れた珠洲市の見附島。しかし、鮮やかな全面広告の写真は、いきいきと初夏の空と海と見附島を鮮やかなブルー一色で包み込み、つけたキャッチコピーが『さいはては強く美しい』北國新聞社はこれからも珠洲とともにありますとの強い決意。今必要なのは、決意。広告がもたらす社会性そのもの。参りました。半島の先端そびえる島‼️

❺（3面）復興の歩み未来の誇りに

泉谷珠洲市長インタビュー。5月5日の震災発災以来、防災服で東奔西走、お疲れ様です。市長の迅速な対応により県も国も前向きに対応しており、六月補正予算にも被災者支援の復旧復興策を盛り込む予定です。揚浜式塩田の製法を守り続けた角花菊太郎さんのエピソードが心を打ちます。儲かろうが儲かるまいが生涯塩を作り続ける。

❻（2面）常盤貴子心を整えてくれる故郷

たどたどしい。けれど、心の底から、想いを伝えたい文章。常盤貴子さんは『まれ』で見事な演技を見せてくださったが、毎日画面に夢中になっていた私からすると、今朝のこの寄稿を拝読し、珠洲市に対する想いに、涙が出るほど感謝の気持ちになった。俳優さんの俳優さんたる所以は、こう言う感性なのだな、と。これからも応援しています。

❼（20面）修学旅行で農業体験

能美市が誘致、南加賀初。第1号となる171名の中学生が横浜市からやってきてくれた。嬉しい。これぞ修学旅行。企画して下さった能美市、応えてくださった横浜市の港南台第一中、ありがとうございます♪

09時30分、かほく市

西田幾多郎記念哲学館

・油野和一郎市長と意見交換会