05時00分、起床。

栃木県足利市出張の朝。

今から41年前、大学1年生19歳の時、栃の葉国体で訪問したことを思い出している。

 

今回も、次期国体リハーサル大会とか。

 

つまり、国体も、戦後二巡目。

 

体育の時代からスポーツの時代へ。

 

日本体育協会も日本スポーツ協会と名称変更したのであり、国体も今後は国スポという名称に順次変更。

 

スポーツの価値観やスポーツを取り巻く環境変化に、現場もついていかなければならない、という事。

 

脆弱な事務局体制、専門性不足、威嚇、威圧、体罰、セクハラ、パワハラ、指導者不足、管理型のスポーツ現場や部活動は修正を余儀なくされる。

 

好きだから楽しむ自己完結型、同好の士と楽しむイベント型、日常の健康維持型、フレイル予防型、怪我や病気からのリハビリ型、フリー参加型、コミュニケーションタイプ、ファッションとしてのスポーツ、貧困対策としてのスポーツ、外交としてのスポーツ、地域開発としてのスポーツ、スポーツツーリズム、音楽とスポーツ、ダンスとスポーツ、武道とスポーツ、アプリで事務管理、スマホ決済型……のスポーツ現場がすでに出来上がってきている。

スポーツを無理やり教育の枠にはめることも良し悪し。

さて、政治はどこから手をつけるべきか。

間違いなく、地域型と部活動改革のコラボから。

 

08時30分、会場行きバスに乗りホテル出発。

リハーサル大会らしく、こうしたロジの確認もポイント。

 

08時45分、会場に入り関係者にご挨拶。

 

09時00分、第二回強化チーム指導者選考会議。

パリ五輪に向けての日本レスリング協会としての強化本部発足に向けての意見交換会。

誰に、何を、どのようにやっていただけるのか。

・アスリートファースト

・指導者としての資質

・指導者所属チーム(生活)との関係

・選手と指導者、指導者同士人間関係

・限られた予算の範囲内

そこで提案。

「今回の東京五輪強化チーム幹部との反省会を踏まえて、次期パリ五輪強化チームを編成すべきではないか?それは、レガシィの確認作業でもある。その上で最終判断した方が、歴史が良い方向で繋がれるのではないか?」

協会幹部であり、言い出しっぺのお前がやれ、ということになり、11/17(水曜日)、NTCにおいてJOCやJISSのヒアリングがあるそうで、その後に一気にやってしまいましょうか、となる。

富山英明会長の同意・ご理解・ご指示もいただき、不肖馳浩、日本レスリング協会副会長として反省会ヒアリングする事に。

メンバーは、

副会長 馳浩

強化本部長西口茂樹

強化副本部長赤石光生

フリー強化委員長井上謙二

グレコ強化委員長松本慎吾

女子強化委員長笹山秀雄

協会事務局 高橋

以上7名。

 

現場の声を協会運営に、そしてパリ五輪強化に具体的に反映させる大切なミーティング。

 

しっかりと聴き、その上で次期強化スタッフの人選に入りたい。

 

出来る限り開かれた議論をすべき。

そのためにも、事務局長の高橋さんの同席は欠かせない。

 

09時30分、内閣杯全日本大学レスリング選手権大会2日目試合開始。

 

専修大学は、86キロ級の川原大夢(ひろむ)選手(レギュラーの内田貴斗選手負傷のため補欠出場)が3位。

 

96キロ級の丸目哲郎は、あと一歩のところまで山梨学院大学の大津選手を追い込んだものの、残り数秒で逆転負け、地力の差が、出たか、経験の差。

 

高校時代は無名のこの2人を、指導者として引き上げてきた佐藤満先生のコーチングの成果そのもの。

団体は5位となったものの、高校チャンピオンクラスを綺羅星の如く擁する大学に比して満遍なく各階級で入賞者を出しており、誇れる成果。

 

夕方、佐藤満先生のドライブで帰宅。

運転ありがとうございます。

 

20時20分、晩御飯。

ご飯ぶっかけ豚汁。

これがまた、もう、絶妙の美味しさ。

 

22時30分過ぎ(おそらく)バタンキュー(死語)