04時50分、起床。

 

06時20分、自宅出発。

 

電車で福島へ。

 

09時、福島学院大学

福島駅前キャンパス

予定より1時間も早く現地到着。

(遅いより良いか)

コロナ対策もあり、控え室には入らず、式典会場の自席で資料読み込み。

公明党の高木美智代代議士が厚労委員会で質問され、続いてこの私が文科委員会で設置促進を質問した経緯もあり、ようやくその形が見えてきたことに、そして今日、そのスタート地点に立ち会えることに、感慨深い。

 

☆椅子に座っていると、見覚えのあるピンク色のスーツに身を包んだ女性が親しげに話しかけてくる。

あ、桜田葉子福島県議会議員だ。

「どうしたの?」

「馳せんせい、覚えてる?」

「覚えてますよ、そのピンク色の、いや、桜色のスーツにその笑顔。桜田さんでしょ、なんでここにいるの?」

「あっらー、覚えててくれて嬉しい〜^_^。実はあたし、あの後福島市長選挙に出て落選しちゃったのよ。そしたら福島学院大学の理事になってくれって言われてね。で、今はこうなのよ〜」

と差し出された名刺を見てビックリ。

《福島学院大学理事長学長桜田葉子》

☆さすが、生命力の強い桜田さんだ。

どこに行っても推しの強さと逞しい説得力で輪の中心に収まる県会議員ではあったが、まさか経営の厳しい地方私立大学の理事長学長に収まってしまうとは、驚き‼️

 

☆さっそく今回の、福島学院大学による「子どもの心のケアセンター」

設立経緯をお聞きし、なるほど桜田さんならではの行動力だな、と納得。

おっとり刀で駆けつけた井出副知事の苦笑いを見て、それを確信したが。

☆桜田さんは、被災から10年、地方の私立大学存亡と共に、何よりも福島県の子どもたちの希望のために、この心のケアセンター事業の継続を、県と復興庁と厚労省と文科省に働きかけたのだろう。

これまでの経緯を思い返し、涙が出るほど感慨深い。

 

10時00分、ふくしま子どもの心のケアセンター視察、開所式典

来賓ご挨拶で、以下のことを申し上げる。

☆今日は私が文科省を代表して、高木美智代代議士が厚労省を代表して来賓としてお招きいただき、視察にやってまいりました。

☆5年前、厚労委員会で高木美智代代議士が、そして文部科学委員会で私が質問して、この「ふくしま子どもの心のケアセンター」設置の後押しをさせて戴きました。

☆私と高木美智代代議士の考えは、このセンターをナショナルセンターに位置付ける事です。

☆日本は自然災害大国です。首都直下型、東海東南海大地震は30年以内に来る可能性が高いということは周知の事実。いざという時に備えて、知見の蓄積が必要です。東日本大震災による福島県の原発被災や津波被災で故郷を追われ、心が傷ついている子どもたちへの支援のあり方や、現状把握、経過観察、発災からの30年にわたる継続支援は、日本どころか世界のモデル事業になります。

☆福島県の子ども未来局と教育庁と連携し、このセンターをプラットフォーム化してください。データを蓄積し、関係機関と情報共有し、専門職の人材を育成し、アカデミアに論文も書いてください。

☆その事が、明日の福島の復興に、未来の子供達の希望に繋がります。

精神保健医療、心理、福祉、教育、虐待対応など、行政の縦割りを超えての情報共有や対処をお願いします。それこそが、現在政府や自民党で骨太の議論をしている「子ども家庭庁」や「子ども庁」につながります。

☆私も高木美智代さんも、呼ばれればいつでも来ますし、文科省や厚労省の尻を叩き、このセンターを応援しております。

 

10時40分、施設公開見学。

 

11時15分、事業説明と意見交換。

高木美智代代議士、馳浩、辻井正次中京大教授、桜田葉子福島学院大学理事長学長、矢部博興ふくしま子どもの心のケアセンター所長、安部郁子副所長、石幡良子福島県教育庁義務教育課長、鈴木竜次福島県こども未来局長、そして復興庁の横山副長官。

 

高木美智代さんと私は、現場の声の聞き役であり、ある意味ではサポーターであり、アドバイザー。

福祉部局と教育部局の強い連携を、そして具体的な事業展開とデータ蓄積分析と、教育研究エビデンスの継続と、月に一度の幹部コーヒータイムを指摘させていただく。

12時前には退出し、雨の中を歩いて10分、福島駅へ(いつもの緑のグランドコート着てきて良かった)

 

12時16分、福島駅発やまびこ138号。

 

13時23分、大宮駅到着、乗り換え。

 

13時49分、大宮駅発はくたか565号