2020年

天皇杯全日本レスリング選手権大会

3日目。

 

魚住秘書に迎えにきてもらい、駒沢公園オリンピック体育館へ。

 

入り口ではものものしく導線が設置されており、受付ではこの2週間の自身の健康管理票を提出した上で、消毒、検温、そして入館パスを発行してもらう。

コロナ厳戒態勢。

 

無観客試合であり、ネット放映用の司会者アナウンスが広い会場に響き渡る。

 

福田富昭会長、高田裕司専務理事、富山英明副会長、菅事務局長、職員の武田さん、ドクターの中島さんなどなど、旧知の皆さんとご挨拶。

 

日体大の松本信吾監督や、拓大の西口茂樹監督(日本協会強化本部長)などとも情報交換。

 

そうこうしているうちに小谷実可子さんもお見えになり、ご挨拶し、至学館大学の谷岡郁子理事長・学長(日本協会副会長)とも懇談。

 

☆お昼に臨時役員会があり、諸懸案について役員同士、そして弁護士さんも入って意見交換。

→スポーツ庁やJOCから、NFとしてのガバナンスコードが本年示されたところであり、レスリング協会も、ガバナンスコードに対応した規約改正や利益相反関係などのルール作りが必要。その確認や、強化本部から五輪に向けての事前遠征申請あり。まだ代表権を取れていない階級については、アジア予選会や世界最終選考会があるので、とのこと。

→自民党スポーツ立国調査会の会長として、また超党派スポーツ議連でも遠藤利明代議士とともにガバナンスコード導入を求めてきた経緯もあり、いざ自分が副会長を務めているレスリング協会は大丈夫かと、丁寧に規約案などをチェックする。

→また、スポーツ団体の不祥事対応や、不適切なSNSの記述対応も昨今の風潮であり、

「JSCにはインティグリティユニットもありますから、レスリング協会が不当に貶められるような事があれば適時適切に通報、通告してはいかがですか。また、レスリング協会に対する告発があれば、それも役員同士情報共有して、事実確認をし、適時適切に対応しましょう」

と申し上げる。

☆スポーツ団体が、公益団体として法人格を持ち、公的補助金や税制優遇を受けているからこそ、組織の透明性、説明責任、会計責任が求められる。