04時45分、起床。

NEWS CHECK。


09時00分、夕日寺小学校 視察。

わざわざ玄関先で待っていてくださったのは的場茂樹校長。



「馳せんせぇ、私、遠水と同級生なんですよ」

「え?西小学校の校長のとおみず健一と?高校で?大学で?」

「両方です」

「という事は二水と金大?」

「はい。大学の時はラグビーも一緒🏉でした」

なんだ、3人とも59歳か。

同年代なんだ。



と思うと急に親しく話しやすくなるから、さすが校長先生、話しの振り方が絶妙だ(*^▽^*)



さっそく校長室にご案内いただき、金沢市教育委員会から来てくださった学校指導課長や指導主事さんも入れて、文科省が進めようとしているGIGAスクール構想のこれからについて、レクチャーと、現場の要望ヒアリング。



1️⃣GIGAスクール構想の進み具合は金沢市はどう?

→契約したタブレットを現場に入れる事や校内LAN整備が最優先です。年度内にはなんとか全校に入れたいと思います。小中合わせて80校ほどありますから、時間かかります。


2️⃣教師の働き方改革と統合型校務支援システム導入はどう思う?

→ぜひ進めてほしいと思います。現場から教育委員会への報告事項が多すぎて多忙化の一因ですから。大変です。校務支援システムが有ればハンコ決済も要らないし、瞬時に記録保存と市や県への報告が出せます。

→それに人事は県ですから、人事異動のたびに他の市町村に行ってもシステムを一から研修し直さなくてよくなりますし。


3️⃣全国学力テスト悉皆調査を毎年50億円かけてやる必要ないと思わない?過去問調査も県独自の模擬試験も日常業務を圧迫して本末転倒だし。教育の成果や効果を評価する事は必要だけど、個別学習ログの蓄積とかポートフォリオ(総合学習評価)の充実で十分対応できると思わない?CBT試験も活用できるし。

→(私の聴き方がリアルすぎてどう答えて良いかわからずに顔を見合わせながらも)そういう方法も、PCやタブレット一人一台の時代には検討できると思います。


4️⃣紙の教科書とデジタル教科書の連携必至だけど、毎年400億円以上も予算かけて全児童生徒に紙の教科書配る必要あると思う?教科書検定のある四年に一度、学校図書として各学校に配布すればそれで十分だと思いませんか?

→(これもどう答えて良いか顔を見合わせながら)紙の教科書もデジタル教科書も並行して有効な活用が必要だと思います。


5️⃣同時双方向とか、受信側に教師の必置とか、文科省の指針はオンライン教育の実態に合わないと思わない?オンデマンド方式とか、教科内容によっては児童生徒個人でいつでもオンライン授業を活用し、それを評価できる仕組みがあれば良いと思わない?そしたら中山間地や僻地や離島半島でもグローバルな都会と変わらない授業受けられると思わない?

(これもどう答えて良いか顔を見合わせながら)そういう可能性もGIGAスクール構想の先にあると思いますし、できると思います。



‥‥‥



まだまだたくさんの本音のやりとりをさせていただいたのだが、やはり教育委員会や校長の心配は、



《有料ソフトや通信費用や個人端末更新時の安定的な予算確保》



《ICT教育を推進する教師の養成と専門家の配置》



《クラウドやブラウザを活用するときの個人情報保護、セキュリティ問題》



《教師の多忙化解消》



《ICT環境に適応できる能力は必須》



この五点に集約されている模様。



たかまこと市議、坂本泰弘市議同行。



「ぜひ、9月の金沢市議会で今日のやり取りも参考にして議会質問してみてください。国に対してGIGAスクール構想予算確保の意見書を、教育委員会や議会や現場からも強くあげてください》



と、お願いする。



→夕日寺小学校には、電子黒板も更新して設置されるとのことで、その様子も拝見。



→IOデータさんと三谷産業さんの電子黒板システムだったのだが、ディスプレイの映像があまりにも綺麗で、クリアで日差し対応もできていてビックリ。技術日進月歩の凄さを垣間見た。



→視察終了後に外に出たら、夏休み中の学童保育の子供たちが的場校長先生のところに群がってくる(*^▽^*)



「こうちょうせんせぇ、このクワガタの種類知っとるけ?」

「お、ミヤマクワガタやがいや。どうしたんや?」

「校門の前のそこの木におったんや」

「おぉぉ、そっか、ほんなら大切にせんなんな!」

と嬉しそうに話す校長先生にさらに群がって、子供たちは汗を流しながら💦

一生懸命何かを伝えようとしている。



→GIGAスクール構想と対面教育のコラボこそ、これからの課題だなぁと、その人間くさい様子を拝見して実感。



10時50分、鳴和プラスチック(株)

マウスシールド新製品工場視察。



→こちらは荒木博文市議の後援者である岡谷勝史社長の祖父の代から続く会社。業務は主に看板作成。



それがこのコロナウィルス対策で飛沫の目立たない半透明式のマウスシールドを開発したとのことで、工場の見学。

「おいくら?私の持っているのは5個で9000円のMASCLEAR」

「うちは一つ550円からです」

と。

これ、アゴにクッションも入っていて、なかなか良いな。



見本をいくつかいただきありがとうございますさっそくモニターとして使わせていただきます。

この猛暑の折、小中学生や高齢者には良いですね。



11時45分、金沢駅発かがやき528号。

駅構内の岡本かつえさんの働くお店でお弁当とお茶を買って、北陸新幹線に飛び乗る^ ^



車内でアップル🍎タウン第230回の原稿執筆。

タイトルは「ミヤマクワガタ」


14時20分、東京駅到着。

魚住秘書の迎えで移動。


14時45分、事務所にて面談1️⃣

スポーツ庁 豊岡審議官、星国際課長、法務省出入国在留管理庁担当者。



☆外国人プロスポーツ選手の入国許可問題について意見交換。



→「この時期に入国させるにはそれ相当の理由が必要。国益にかなう案件でなければ出入国在留管理庁はもたないはず。従って、五輪の競技力強化に直結するとの理由と、来年の東京五輪の外国人選手入国モデル事業としての位置付けが重要。その担保としても、トップリーグ機構や各リーグや各チームに対して、外国人選手との個別契約に、行動制限などコロナ対策を追加しておくべきではないか?要件はわかりやすく、かつ厳格にしておくべきだ!」



と、持論を申し上げる。


15時20分、執務。



20時00分、帰宅、晩ご飯。