朝起きて各紙新聞記事熟読の週末。
 
日経32面文化欄に姫野カオルコさん。
 
「ネット上のレビューだの感想だのといった、あらゆる「高評」が、無責任に覆面で公共の場に投稿しまくられている状態というのは、小学生が無免許で車を乗り回し、ピストルを撃ちまくり、子供部屋でとりまきに囲まれて酒を飲んでいるのと同じようなものだ。
それも、正太郎のような正義感も、花形のような大人びた思いやりもない小学生が。しかも、こっそりしているものだから、そばに大人もおらず、冷水も浴びない。
やれやれ困ったものだ。「未来の世界」では、ネット投稿は免許制にならないものか。」
 
この文章が最終面の《文化》に掲載されているのだが、政治面や社会面であったとしても、読み手にスッと入ってくる論説。
 
行間には、
「編集の仕事、作家の仕事、舐めてんじゃないわよ」
的なレベル低下のプライドも見え隠れし、同時に、
「なんでもあり?」
の憤りと、
「ネットが無法地帯の論壇に成り下がってしまわないか?」
「倫理が荒れないか?」
の危惧も感じる。
 
木村花選手の自死を受けてSNSの誹謗中傷規制(投稿者特定)は国政で始まろうとしている。
 
果たして切り口は、『文化』か『政治』か、はたまた『曖昧な社会面』なのか?
 
この側面をつなぎ合わせるのが政治と自覚すべきだと思う。

09時00分、朝ご飯はおじや。

夕方から高校の先生方と、会議。
 
学校現場のお話しを届けていただく。