第二次補正予算編成、あるいは令和2年度予備費活用の緊急案件などについて、地元金沢市の、経済人、市議、県議、学校関係者の皆さんと意見交換、情報収集の一日。
  
○コロナ禍ですでにGDPの2割を棄損しているとの試算がある。従って二次補正には真水でその2割を回復するだけの予算を組むすべきだ。それが安心につながる。粗利保証の確約すればそれだけで事業者は前向きになれる。
  
○困窮学生支援の「学生」の定義には、大学、短大、専門学校、各種学校、日本語学校、日本語教育機関、留学生も入れるべきで、周知すべき。外国人として住民登録をしている留学生は、守るべき存在のはず。
 
○特定警戒都道府県の地方創生臨時交付金の配分基準は、そうではない府県よりも手厚くすべき。そうでないと、医療機関やスタッフ、休業要請に応じた事業者や学校への手厚い支援、あるいは独自の家賃支援などが出来ない。
 
○9月入学の議論は、混乱している現場や地方教委をさらに疲弊させる。先ずは学校備え付け携帯電話配布し家庭との連絡を取りやすくするとか、学校再開の準備支援とか根本的な対策に予算も労力を使えるようにして欲しい。
 
○各種制度融資(無利子無担保、既往債務借り換えなど)や、固定資産税や消費税や各種社会保険料の納付猶予の制度が充分地方金融機関の現場に伝わっていない(か、窓口対応の人が理解していない)。手続きを迅速に。
 
○デイサービスが、感染警戒高齢者の自粛で経営危機に直面。訪問介護サービス現場も疲れ切っている。コロナ対策もしながらのサービスは重労働。ここにこそ危険手当や特別手当を出せるよう地方臨時交付金の増額を。
 
○県外から来ている困窮学生はバイトもなくなり家賃も心配で本当に困っている。留学生は言葉もわからず定額給付金10万円の手続きなお大変だ。予備費を活用して学生特別給付金など緊急支援すべき。国公私立を問わず、専門学校も各種学校もサポート体制を。
 
○「同時双方向」とか「受信側に教師がいる事」とか「パソコン持ち帰り
に難色」とか「教材資料のオンライン化不得手」とか、この期に及んで文科省も現場も消極的。ぜひGIGAスクール構想を一気に前進させて欲しい。
  
地元金沢事務所とも連絡取りながら、さまざまな市民の声を拾い集める。
 
二次補正、予備費活用、そして骨太の方針(来年度予算編成)に向けて現場の生の声を活かさなければ。